商事法務
法律専門の出版社として活動していて、企業の法律関連の出版物が多いです。元が公益社団法人の一部だったこともあり、信頼度の高い内容になっています。会社法に関してはシリーズものがあり、常に最新の法律に対応したものを出版しています、新規で株式会社を立ち上げるときに、細部まで何をすればいいのか知ることができるので、企業法務で迷ったらこの出版社を選んでおけば間違いはないです。日頃の運営や株式総会の対応にもすきはなく、毎年株主総会の想定問答集も出版されています。
中央経済社
60年以上社会科学の広い分野において出版活動をしている出版社で、会計学の分野において専門的な本を多数出版しています。出版する5種の雑誌の内4つが「企業会計」「会計人コース」「税務弘報」「旬刊経理情報」と徹底しています。会計実務の入門書からステップアップするときに丁度いい難易度の本がそろっています。その作り込みは大学のテキストとして使われるほどで、法規を一から学ぶ時に重宝します。
日本法令
法令と資格に関する本をメインに刊行している出版社です。省庁や会社用に法令書類を製造している関係で、法令に関わる各種書類の具体的な書き方を指南した本が多いです。随時更新される法令に対応した諸規定の作成マニュアルもあるので、予備知識がなくても安心できます。小さな会社で事務を少人数で回している人たちなら、必要な項目のマニュアルを揃えておけば、あとから問題が発生するのを未然に防げます。
清文社
税務を中心に会計や経営、建築や不動産の分野にも本を刊行している出版社です。毎年発売される「法人税」「所得税」「資産税」「消費税」の手引きや問答集は、自前で書類を作成するときに手元に欲しい本です。また各種の「取扱いと申告の手引」と「租税条約関係法規集」なら、本を購入して出版社HPで登録をすれば、Webで検索機能がついて読むことができます。kindleなどの電子書籍では刊行していないので、本を購入したらぜひとも利用したいサービスです。
商業界
小売業や外食業、サービス業など、従業員が直接お客と関わる業種の実務書を刊行している出版社です。月刊の専門誌「商業界」「販売革新」「食品商業」「ファッション販売」は、各種業界で成功したいなら読んでおきたい雑誌です。バックナンバーもあるので、気になるネタを後からチェックすることができます。実務書は現場ですぐに使えるテクニックで、新人の頃の基礎固めや店長になってからの部下指導で活躍します。業種を特定してピンポイントに専門知識を解説している本はこの出版社以外ありません。