Wonderful Life

８人制サッカーの競技規則についてちょっと。


知ってるようで知らないことって意外とあるんですよね。


主に普通じゃ有り得ないようなプレーや状況に関してのルール。




例えば、『キックオフが直接相手ゴールに決まった場合』




１１人制ではゴールは認められる？


８人制ではゴールは認められる？








答えは、





『１１人制では認められます』


でも、『８人制では認められません』


相手ゴールキックから再開されます。






知ってました？






審判をやるような人は知ってると思いますが、子供がサッカーをやってる親御さんなんかは知らない人が多いと思います。








それから、キックオフに関してもう一つ。




『キックオフをするチームの相手競技者は、ボールがインプレーになるまで７m以上ボールから離れる』


７mというのは８人制のフィールドのセンターサークルの半径ですね。


簡単に言えば、キックオフの時に相手はセンターサークルに入っちゃダメってことです。



まぁこれはほとんどの人が知ってると思いますが、じゃあここで問題です。








『キックオフの時に味方競技者は何人までセンターサークルに入っていいのでしょうか？』







テレビなんかでサッカーを観てると、キックオフの時は大体最初にボールを蹴る人と、それを受ける人の２人だけがセンターサークルに入ってますよね。










それでは答えです。









『キックオフの時は、味方競技者なら何人でもセンターサークルに入っても良い』



言い方を変えれると、「なるほどね」と思うので変えてみます。


キックオフをするチームの相手競技者は、ボールがインプレーになるまで７m以上ボールから離れなくちゃいけないけど、味方競技者は離れなくていい。




ってことです。




結局はセンターサークル云々というよりも、敵は７m離れてねってことが競技規則に記されてるだけで、味方競技者に関しては何も記されてないので７m離れなくていいんです。




状況を変えれば、フリーキックの場合もそうです。



フリーキックの場合も相手競技者は７m離れなくちゃダメだけど、味方は離れなくてもいい。



それと一緒ですね。








さて、最後にもう一つ。





これは問題に出来ないというか、問題にする必要もないのでズバリ書きます。





『競技者が退場を命じられた場合、その競技者のチームはフィールドでプレーする競技者を補充することができる』





はい。





わかり易く書くと、退場になっちゃった選手の代わりに選手を１人補充出来るってことです。



１１人制ではこれは認められません。






審判をやる人で、もしこんな状況に出くわした場合は間違えないようにしましょう。




ただし、大会によってはその大会ルールに則って競技が行われるので、その辺も気を付けましょう。




８人制サッカー競技規則PDF

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