Wonderful Life

選手権大会で一緒に審判チームを組んだ方の話です。


自分は第４審、その方は主審を務めました。


この方とは何度も同会場で試合をしているので主審を務めている試合も何度も見てますが、その試合はいつもスムーズな試合で、とくに荒れることもなくキッチリしてる印象がありました。


その日も滞りなく試合を捌かれました。



試合終了後、その方が自分のチームのテントに戻ると大きな花束が手渡され、拍手ももらってました。


誕生日かなんかかな？


と思ってましたが、実はそうではなく、この試合で公式戦での審判を引退したそうです。



大袈裟だなぁと思うかもしれませんが、この方のチームは以前、誰も審判を出来る人がいなく試合が出来なかったそうです。

そこにこの方（息子さん）が入団し、審判をしてくれるようになって試合も出来るようになったという話です。


なので、保護者の方から本当に感謝されているそうです。


訊くところによると、この方自身はサッカーの経験がないみたいです。


全ては息子のため。チームのため。


素晴らしいです。



しかもこの方、自分と同じ高校の同級生でした（笑）


マンモス校で科も違かったのでわかりませんでしたが、共通の友達がいたことにもびっくり。


その共通の友達も少年サッカーの監督をやってるんですけどね。


世間は狭い。










とにかく、チームに入れば試合が出来るのが当たり前。

サッカー経験者が審判やるのが当たり前。


そうじゃないんです。



今ある当たり前だと思っている状況は、実は当たり前じゃなくて色んな人の協力があって成り立っているんだと痛感しました。



これは少年サッカーチームに限ったことじゃないと思います。




周りを見渡すと、感謝しなくちゃいけないなと思うことがたくさんあることに気付いた一日でした。





さて、明日はU-12リーグ最終戦。


１試合目の相手は栃木SCジュニア。２試合目が陽東SSS。


楽しみです。