2011年05月23日
優駿牝馬を振り返って・・・
5/22(日) 東京競馬場で行われた第72回優駿牝馬は、
７番人気のエリンコートが首差で接戦を制し、Ｇ１の大舞台で重賞初勝利を飾りました。
日曜日の天気は午後から
になるとは言っていましたが、いままでも雨が降るとか言っていて、雨が降らないなんて事がよくあったので、
今回ももしかしたら雨が降らないんじゃないかななんて思っていたら、
15時過ぎくらいから横殴りの大雨になっていました。
お昼頃に馬場状態を見た時は
良馬場でした。発走時も良馬場の発表でしたが、横殴りの雨の影響はあったと思います。競走馬はデリケートな生き物ですから・・・。
1番人気マルセリーナ、2番人気ホエールキャプチャはどちらも追込脚質でした。
大雨の影響で、なおさら前に行った馬が残る馬場になってしまいましたね。
◎を打ったハブルバブルは9着でした。
道中は好位で競馬を進めましたが、直線に入って伸びなかったですね。
ウィリアムズ騎手の談話では、「血統的に距離は大丈夫だと思ったが、結果的には長かった。馬場が悪いのも影響した」との事。
距離延長で結果を出していた&ウィリアムズ騎手という事で本命にしましたが、
4番人気とちょっと人気になりすぎていましたね。1勝馬ですから・・・。
〇を打ったエリンコートは見事に1着でした。
デュランダル産駒という事が影響してなのか、人気が無かったですね。
しかしこの馬も距離延長で結果を出していました。
さらに未勝利、500万下、オープンと3勝していましたから、
距離延長で結果を出してきた2頭を選ぶんなら、妙味を考えてもこちらでしたね・・・。
手堅くいってしまったのが敗因です・・・
2着に粘りきったのは8番人気のピュアブリーゼ。
この馬も印候補には入っていたんだけど、大外枠の逃げ馬というのがネックでした。
柴田善騎手は逃がすと上手い騎手なのは分かっていたんだけどね・・・。
3着は2番人気のホエールキャプチャ。
スタートの出負けが響きましたね。あれが無ければ差しきっていたかもです。
まあこれも競馬ですからしょうがないですね。
4着は1番人気のマルセリーナ。
桜花賞の勝ち方が鮮やかだったので人気を集めていましたが、
私は危険だなと思っていました(まあ押さえはしましたけど・・・)
桜花賞の勝ち方がマイラーの勝ち方だったんで、距離延長がどうかなと・・・。
安藤騎手も雨であの乗り方はダメでしょ・・・。
まああれが安藤騎手の持ち味でもあるんだろうけど。
安藤騎手の談話では、「追ってからもひとつ伸びるかと思ったけど、最後は脚色が同じだった。負けたにしろ、最後までグングン伸びて負けたならあれだけど・・・もうひとつ分かんないね」との事。
まあどっちも敗因じゃないのかな。私は距離だと思いますが・・・。
しかし今年のGI、当ったのが天皇賞(春)のみという惨敗振り・・・。
どうにかして、この不の連鎖を止めねば・・・
