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2014年05月26日

樫女王はヌーヴォレコルト オークス

ハーツクライの娘、2番人気のヌーヴォレコルト(斎藤)が、ディープインパクト産駒の大本命馬を打ち破った。ロスのないコース取りにこだわった岩田康誠騎手(40)の好騎乗に導かれ、05年有馬記念で父が成し遂げた大番狂わせを再現した。
9年の時を経て、歴史は繰り返された。単勝1・3倍の断然人気を背負ったディープインパクト産駒の怪物を、ヌーヴォレコルトが打ち破った。イタリア語で「新記録」を意味するハーツクライの娘。父も娘も生産した社台ファームの吉田照哉代表は「ハーツクライだ。ハーツの血だね」とほほを紅潮させた。
岩田の好騎乗が、大逆転劇を呼んだ。「ハープを待つより、自分のペースで走ること。自分の追い出しに専念した」。前半は馬群のポケットで折り合いをつけた。直線ではコースにこだわった。「外に出したらロスになる」。残り300メートル、フォーエバーモアとマーブルカテドラルの間にできた1頭分の空間を見逃さなかった。馬場の真ん中から、堂々と先頭に躍り出た。
「ハープは最後まで目に入らなかった」。殊勲のヒーローは、先頭に立ったパートナーを必死の左ステッキで鼓舞した。まだか。まだか。追い続けた先に栄光のゴールがあった。岩田はこれで5大クラシック完全制覇。史上7人目。地方出身では初めて。偉大な記録にふさわしい手綱さばきだ。
父から受け継いだ血の力。岩田は言う。「桜花賞でも、まだ脚があった。距離が延びるのもいい」。父の産駒は長くいい脚を使えるのが長所。その持ち味をいかんなく引き出した。管理する斎藤師は言う。「ハーツの成長力だね。1戦1戦、覚えるものが多かった」。3着に惜敗した桜花賞から6週間。捲土(けんど)重来を期したハードな攻めが、血の底力を呼び覚ました。


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