半年ほど前に旧Twitterで見て気になっていた飲食店があった。
しかし平日の営業時間は仕事終わりには間に合わず、休日に行ってみても不定休にぶち当たりで、来店を諦めていた。
先週末、用事で近くを通りがかったついでに覗いてみたら、営業していたので嬉々として入店。
壮年か中年かの男性が一人で店を切り盛りしていた。
自分のところにメニューを持ってきてくれた後は常連と思わしき若い女性と楽し気に話している。
話を止めてしまうのはなんか悪いので、合間を見計らって呼ぶ。
メニュー表にはビーフシチューを推している旨書かれていたが、あいにく昨夜食べたばかりなので違うものを注文。オムライスにした。
しっかしビーフシチュー普段全然食べないのになあ。我ながら間が悪い。
少しして、厨房から出てきた店員さんが常連さんと話し込みだした。
オーブン調理の料理でもないのに離れるのか……と心の狭いことを考えていたら、こんな会話が耳に届いた。
客「これで食事メニュー全制覇できました」
店「ありがとうございます、どれが一番気に入られましたか?」
客「やっぱりビーフシチューが一番美味しかったです」
店「ですよね! ビーフシチューだけは自信あるんですよ!」
声はずんでたけど、とんでもないこと言ってないか?
『特に自信がある』なら良いけど、『だけは自信ある』って。
他のほとんどの料理、自信のない料理ってことになるんでは。
こう捉えるのは揚げ足取りか。
けど別の料理注文した後で聞きたくなかった。
そんな感じで出来上がったオムライス、中身が具なしのケチャップライスで残念だった。
欲をいえばチキンライスが良かった。いやこれはワガママだな。
でもせめて玉ねぎとか、何かしらの具は欲しかった。これもワガママか。
リベンジにビーフシチュー食べに行けば良いんだろうけど、不定休だからなあ。ぬーん。