2024年04月06日
マジバケ(無印)はいいぞ、のノリで雑多に。
「みんな、何処に行ったんだ。絶対に、助けてやるからなー!」
波打ち際で女の人が最後に決意を叫んだ後、
実際の画面が表示され、タイトルと発売時期が表示される。
ゲームボーイアドバンスで登場したマジカルバケーション、略称マジバケのCMは確かそんな感じだった。
魔法が主体のRPGと聞いて発売前から夢中になった。
親に交渉してクリスマスプレゼントにマジバケを買ってもらった。
サンタクロースの正体は小学校低学年時に同級生からバラされていた。
魔法を学ぶ学校、種族様々10代の少年少女(例外有)が16人集まったクラス。
毎年の林間学校がついに今年は自分達の番だと楽しみにしていると
「林間学校は毎年行方不明者が出ているらしい」と不穏な噂が持ち込まれる。
いざ迎えた林間学校、楽しく過ごしていた一行は奇妙な化け物に襲撃される。
為す術なく一人また一人消されていく。
友人たちも化け物も消え、その場に残された主人公は皆を探すべく足を踏み出した。
……公式からあらすじ引っ張ってくるべきだった。
一度調べてみてほしい。
GBAソフトの入手は困難だけど、現行ハードに合わせたダウンロード版(?)があるはず。
個性豊かなキャラクターや物語が好きだった。
ドット絵で綺麗に描かれたマップに興奮した。
1マスずつ移動するし十字キー使用するのに斜め移動出来るのがちょっと楽しかった。
難易度は優しくはなく、進めるのが大変だった。
……と当時思ったけど、難易度そんなに難しくなかったかもしれない。
全員と契約しようとするともれなくHP回復アイテム縛りが発生する愛の精霊無視すれば楽出来る。
ちょっと誤植のある分厚い攻略本は、開きすぎて数ページ外れた。
こつこつ進めてくたどり着いたラストダンジョン中盤、データが壊れて消えた。
ショックで数年しまいこんだ。
それでも忘れられず、また一からやり直して、今度は無事にクリアした。
ピスタチオってキャラクターはLv40過ぎると誰よりステータスの伸びが良くなって、育てると一番頼れるキャラクターになるの嬉しかった。
言葉の意味を知らないまま「やさがし」しまくったのが懐かしい。温泉セットは自力では揃えられず、ネットの攻略を見た。
全肯定は出来ないけど、自分はマジバケ好きだった。
あれは良いゲームだった。
よくない点もあった。
精霊召喚での魔法の威力の上がり方がおかしかったり(最大2^7倍)、精霊によって契約難易度違いすぎたり、属性16個もあったり、他いろいろと。
属性16個もって書いたけど、初期pkmnで15タイプあったからそこまで多くないのか?
通信面は特に不満ある。
主人公の扱える属性魔法を増やすには他ユーザーと通信しないといけなかった。
東京は何回か交流イベントあったみたいだけど、田舎民には優しくない仕様だった。
自分の周りはポケモンしかやっていなくて、最初に選んだ属性のみで進めるしかなかった。
100人通信しないと解放されない属性があって、この属性でないと入れない隠しダンジョンがあったorz
今のオンライン浸透してる状態ならこのシステム不満なかったかも。
5星も人に勧められてプレイしたけど……うん。
自分には合わなかった。