夏休みの宿題に読書感想文があった。
小中は真面目にやっていたような気がするが、高校は読まずに書いていた。
あらすじと人様の感想ブログを参考に、ふわっとした感想文を提出していた。
弁明。
感想ブログのパクリは当然しなかった。
またそのブログには「感想文の参考にどうぞ」と書いてあった。
参考にしていいと謳う自信に、胸を借りて宿題に取り組んだ。
高校最後の夏休みを終えた秋のこと。
なんとなく読書感想文で読んだことにした本を読んでみた。
全然感想ブログの話と違っていた。
純愛が描かれた作品だったとかそういう体で感想文書いたのに、
都合・エゴの押し付け、自分に酔って恩人の行動無駄にしたキャラェ…… って作品だった。
自分はこの作品を、純愛と書いて提出したのかと頭抱えた。
他2冊もブログと自分とで感想が違った。
……未読本を人の感想受け売りで読書感想文書くのは気を付けた方が良い。
なんて当たり前の感想を抱いた。
余談。
純愛とは、って思った作品は後に実写化された。
地上波放送されたとき、純愛って感想呟いてる人がちらほら居た。
自分の感性が曲がっているだけ説が浮上してきた。