ボルダリングの感想に書くの忘れていた。
専用シューズは普段の靴より小さくなっているらしい。
普段道を歩くのと壁を登るのとでは足の使い方が違うので、必然そうなるそうだ。
初心者向けのぺたんこな靴底が平らなシューズを借りたが、慣れた人はつま先に力を込めやすい靴底が緩く地面側に曲がったシューズを使うらしい。
また、休憩中は脱いだり緩めておいたりして、ずっとは履かないそうだ。
確かにうっかり履きっぱなしでいたら足が痛くなった。
靴が小さい件を念押しされた後、自分の足のサイズを伝えてシューズを借りた。
履いてみようとしたら、想像より遥かにきつい。
つま先はぎゅうぎゅう詰めでかろうじて入ったが、かかとがどうやっても入らない。
途方に暮れる脳裏にシンデレラの義姉がよぎる中、申し訳なさそうにトレーナーさんが近づいてきた。
「すみません。2サイズ小さい靴を出してしまいました」
ズコーってならなかった自分を褒めてほしい。
改めて受け取ったシューズは今度こそ履けた。
窮屈なせいで右のつま先が丸まっているがとにかく履けた。
……なぜか帰り際まで、靴の足の収まり方が左右で違うのは異常だと気付かなかった。
帰り道にスマホで調べて、屈み指になりかけているのではと判断した。
しばらくは寝る前に足の指のストレッチして様子見しよう。
ボルダリングにてきついシューズを履く経験をしたことで、人からもらったがサイズが小さくて持て余していた靴がギリ耐えられるようになった。
新品捨てるのはちょっと……と思っていた靴だったのでちょこちょこ履くことにした。
サイズ違いの靴履くと足に悪影響あるので、皆さんは真似しないようにしてください。