先ほどまで頭の中で鮮やかに描かれていた物語は、机に向かって紙とペンを用意した途端、幻のごとく消え失せてしまった。元々幻ではあるのだが。
書き留めやすいようにと今回は端から文章で考えてみたのだが、今となっては思い出せない夢のようにぼんやりしている。
どうにか名残りを捉えられないかとペン先で紙を触れてみたが、いたずらに黒い染みが広がるばかりだった。
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ブログのネタも100字の方も書けなかったので、苦し紛れに書けないことをネタに書いた。
ペンを万年筆に、インクの色をブルーブラックに置き換えればまんま自分の話。
文章のまま考えることあるよね。