2023年12月18日
サイコメトラーEIJI(ドラマ)の記憶
※ドラマ版サイコメトラーEIJIのネタばれ&記憶違い があります。
当時、漫画を実写化したドラマ「サイコメトラーEIJI」を母と一緒に見ていた。
十年以上昔のドラマ、二十年か? 調べたらニ十年以上昔で震えた。
残念ながらかなり歯抜けになっているが、いくつかは覚えている。
エンディングの映像とか、綱引きの綱とか、最終話とか。
中でも特に覚えている回がある。料理人が出る回。
猟奇殺人、連続殺人でもあったかな?
料理番組で一流シェフが競い合い、優勝者が後日奇妙な死体になって発見される。
凶器は刃物が使われていたはず。
死体は奇妙なことに内臓が破裂するまで料理を食べていた。
椅子に拘束された跡とか、テーブルに料理の残りとかあったかな。
殺害動機は覚えているけど伏せておく。
次のターゲットが選ばれてしまった後どうなったか……救出されたはず。
この回の動機判明前? の犯人も明らかになってない段階のシーンが特に記憶に残っている。
捜査協力していた主人公ともう一人が何者かに連れ去られる。
気づけば椅子に拘束され、眼前のテーブルにはずらりと豪華な料理が並ぶ。
犯人候補の一人だった男性シェフがナイフか包丁を構え、笑顔で二人に料理を食べるよう強要する。
「俺たちあの被害者と同じように殺されるんだ……」
嘆きながらも仕方なく料理に口をつける。
「いかがですか? 私の料理は」
「微妙」
「」
不味いまでは言ってなかったと思う。
美味しいけど、自信を持ってお出しするのは微妙くらい?
とにかく主人公の相方? 後輩? が料理の味つけ等の細かいダメ出しを次々して、シェフ表情が曇っていく。
主人公が飲み水か料理のどちらかで「これ水何使ってるの?」と尋ね、シェフが水道水と答えると
「海の家でバイトしてるけど、そこだってちゃんとミネラルウォーター使ってるよ?」
(たぶん焼きそばって言ってた)
と主人公に呆れられる。
あまりに言葉でフルボッコにされたシェフは耐え切れず、叫んで手にしていた刃を振り上げた。
言い過ぎた悪かったと命乞いする主人公、ではなく自らに刃を突き立て、シェフは自殺を図った。図ったというか死んだはず。
助けにきた刑事さんが二人の拘束を解く中、主人公がシェフが犯人だと伝える。
しかしシェフは模倣犯、真犯人は他にいる。
刑事からの返答に主人公たちが驚く。
そんな一連のシーン。
模倣犯のシェフが特別料理上手じゃなかったこととか、ダメ出しがんがんされたこととか、海の家でもミネラルウォーター使うよって呆れられたこととか。
面白くて覚えてしまった。
とはいえ、どこまでこの記憶は正しいのやら。