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2023年10月08日

バス乗せてもらえなかった話(残当回と不当回)

小学生の頃バス通学をしていた。
バス停に時刻表はあれど時計はない。
腕時計は小学校で禁止だったため、当時は何分待ったらバスが来るというのがわからなかった。

退屈嫌いの子供だったので普通なら不満に思ったろうが、問題なく過ごしていた。
帰る時のバス停には裏手に公園があったのだ。
バス停のベンチ脇にランドセルを置き、バスが来るまで公園の遊具で遊んで過ごす。
遠くにバスが見えてからバス停にかけこめばバスに乗り込めた。

ある時、ブランコに熱中しすぎてバス停に滑り込むのが遅れた。
そんな客を待つ道理もないので、バスは無情にも去っていった。

当時の自分はどう見てもバス停に駆けこんできた自分を待ってもらえなかったことに拗ねたが、
今思えば残当(残念でもなく当然)の対応である。

さて先日のこと。何十年ぶりにバス停でバスに置いて行かれる事態が発生した。

今回の自分は数分前に到着したバス停でおとなしく待っていた。
その時間はバスの発着が多く、目当てのバスの前に二台バスが停車していた。

乗る予定のバスの降車口が開き、三人降りてきた。
それを見て近くにいた学生さんが該当バスに近づいたが、乗車口は開かない。
「前の二台が発車した後、バス停に寄せてから乗車させるんだな」
と思って見ていた。

前の二台が発車し、バス停にスペースが空いた。
降車口を閉めたバスが走り出した。

そして、そのまま、走り去っていった。

バス停に戻ってきていた学生さんと、バス停で待機していた自分。思わずポカーン。
ぎゅうぎゅうで乗れなかったのはない。先程三人降りたのを確かに見た。

次の同じ行先のバスがすぐ来るわけでもない。
次のバスを待つ30分の間に、バス会社へやんわりご意見送った。