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2020年06月20日
深夜を駆け抜ける不安
暴走行為をしてる子達が私の横を通り過ぎた。
私は車の中で眠りかけている。
あの子達はこんな時間でも、心配している両親がいるのだろうか。子供と大人の境目に納得できない気持ちを、走る事で落ち着かせている。
気持ちは分からなくはない。
なぜなら私もそのような頃がもちろんある。
その時は自転車であったが、走りに走って夢に向かっていた。その夢を追いかけないと、心が壊れてしまいそうだった。ひたすら走り、自分で計画して、その日一日を自分の思った通りに行動する。充実するのだ。
親という絶対的なものから解放されている時間を長く長く続けたい…そんな気持ちだったのかもしれない。
暴走行為とは良くはない事だが、時間や空間や世界を自由に駆け抜けている間は、壊れそうな不安やしがらみを忘れられるのだろう。
君たちが暴走行為に飽き、腹が座った頃には私と仕事をすることもあるかもしれない。
その時には、暴走行為をする子達を見て私のような気持ちになってくれると思う。
しかし、私の目線ではなく暴走行為をしていた時の気持ちを思い出し、その子達の不安を感じ取れる大人になってくれ。そう願うばかりです。
私は車の中で眠りかけている。
あの子達はこんな時間でも、心配している両親がいるのだろうか。子供と大人の境目に納得できない気持ちを、走る事で落ち着かせている。
気持ちは分からなくはない。
なぜなら私もそのような頃がもちろんある。
その時は自転車であったが、走りに走って夢に向かっていた。その夢を追いかけないと、心が壊れてしまいそうだった。ひたすら走り、自分で計画して、その日一日を自分の思った通りに行動する。充実するのだ。
親という絶対的なものから解放されている時間を長く長く続けたい…そんな気持ちだったのかもしれない。
暴走行為とは良くはない事だが、時間や空間や世界を自由に駆け抜けている間は、壊れそうな不安やしがらみを忘れられるのだろう。
君たちが暴走行為に飽き、腹が座った頃には私と仕事をすることもあるかもしれない。
その時には、暴走行為をする子達を見て私のような気持ちになってくれると思う。
しかし、私の目線ではなく暴走行為をしていた時の気持ちを思い出し、その子達の不安を感じ取れる大人になってくれ。そう願うばかりです。