2018年03月10日
Penguin Cafe Orchestra / ミュージック・フロム・ペンギン・カフェ(紙ジャケット仕様)
イギリスの作曲家兼ギタリストのサイモン・ジェフスを中心とした楽団でクラシック音楽、ミニマル音楽、民族音楽、現代音楽などの要素を取り入れつつ、音楽が持つ楽しさやユーモアも同時に表現。メンバーは固定されておらず、楽曲により入れ替えられたとのこと。
ロキシーミュージック、デヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、U2、コールドプレイなどのアルバムにもプロデュースや演奏などで参加した経験があるブライアン・イーノが1976年に主催したオブスキュア・レーベルからこの「Music From The Penguin Cafe」でデビュー。
私とこのアルバムとの出会いは今も鮮明に覚えているのですが、80年代前半に当時の音楽評論家だった渋谷陽一氏のラジオ番組の中でこのアルバムが紹介され、その中でも:
「Sound of Someone You Love Who's Going Away and It Doesn't Matter」
という9曲目の曲紹介の中で渋谷氏が「君の恋人が去っていく音がするけどたいしたことじゃないよ」という邦題は直訳でもあり、それ以上に「本当にそういう風な音が」表現され秀逸!というようなニュアンスで前置きされこの曲がラジオから流れた瞬間に私も「あっ、ほんとだ、やられた!」と思うぐらい「まさしく!」という音なわけですが、皆さんにはこの「音」がどのように響いたのでしょうか。興味がわくところです。
Disc1
1 : Penguin Cafe Single
2 : Zopf: From the Colonies
3 : Zopf: In a Sydney Motel
4 : Zopf: Surface Tension
5 : Zopf: Milk
6 : Zopf: Coronation
7 : Zopf: Giles Farnaby's Dream
8 : Zopf: Pigtail
9 : Sound of Someone You Love Who's Going Away and It Doesn't Matter
10 : Hugebaby
11 : Chartered Flight
丁度今から10年前に初紙ジャケット仕様で発売されると聞いた時はそりゃーもうひとり万歳三唱でした!
現在紙ジャケット仕様は入手困難なようですが通常CDであれば問題ないようです。
ミュージック・フロム・ペンギン・カフェ [ ペンギン・カフェ・オーケストラ ] |
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