2018年05月20日
Taxiride (オーストラリアのパワーポップ・ロックバンド) / Discography
1999年にオフィシャルデビューしたオーストラリアの4人組ロックバンド、タクシーライド。
メルボルン出身でメンバーのそれぞれが楽器&ボーカルを担当。
バンド名の由来について英語版のWikipediaによると:
”The quartet recorded an EP, which a taxi-driving friend of theirs helped promote. They took their name from the experience had by passengers first hearing their music on a taxi ride.”
なんだとか。これはおもしろいエピソードですね。
タクシー運転手の友人が彼らのEP(デモテープだったかも?)をタクシーに乗り込むお客さん達にプロモーションとして聴かせてくれていたという。Uberがある今は世界のUberを通して新しい音楽プロモーションの形としてもおもしろいかも(笑)。
私もこの「Imaginate」と2作目の「Garage Mahal」はオーストラリア現地で同時体験しました。
なんとあれから2019年が来ると20年が経つことになりますが、今聴くと当時よりもハーモニーやコーラス、メロディーの良さが更に際立ってホントにイイとMy再認識・再評価です!
デビュー当時から若さに任せて突っ走る傾向のバンドではなく、歌も演奏もしっかりしているし、時にオーストラリアのアボリジナル人の楽器、ディジュリドゥを曲のスパイスに使ったりDJ風のスクラッチ・ノイズを取り入れたりと飽きさせないアレンジも魅力でした。
Studio Albums
1. Imaginate (1999)
2. Garage Mahal (2002)
3. Axiomatic (2005)
Live Album
1. Electrophobia (2006)
これまでにスタジオ・アルバム3枚、ライブ・アルバム1枚を発表。
嬉しいことにコチラのオフィシャル・サイトを訪れたら「Taxiride Is Back」!というメッセージが!!!
http://taxiride.com.au/
それではまず各アルバムを見ていきましょうか。
Imaginate
左が本国盤、右がUS盤でジャケット違いですね。
収録曲:
1. Can You Feel (3:17)
2. Get Set (3:13)
3. Everywhere You Go (3:37)
4. 72 Hour Daze (4:50)
5. Rocketship (3:40)
6. Let Me Die Young (4:26)
7. Rachael (3:00)
8. Ice Cream (3:29)
9. Let's Spend the Night (2:45)
10. Nothing in This World (3:27)
11. Counting Down the Days (2:41)
12. Back Again (1:28)
Australian/European/Taiwanese releases
13. Helplessly Hoping (from the film A Walk on the Moon)
Japanese release
13. Helplessly Hoping" (from the film A Walk on the Moon)
14. Get Set (Original Demo Version) <日本盤ボーナス・トラック>
Garage Mahal
「ガラージマハール」ってダジャレぽくって好きなんですけどw。
収録曲:
1. Afterglow (4:07)
2. How I Got This Way (3:30)
3. Creepin' Up Slowly (3:57)
4. Forest for the Trees (3:47)
5. Afraid to Fly (3:36)
6. Saffron (3:15)
7. This Time (3:23)
8. Enemy (3:44)
9. Skin (3:21)
10. Happiness Without You (4:11)
11. Stronger (3:51)
12. Wait (4:35)
13. Madrigal (1:48)
Japanese bonus tracks
14. World's Away (2:58)
15. Happy (2:43)
Axiomatic
左が本国盤、右が日本盤で3作目もジャケット違いですね。
発売日: 2006年02月15日
発売元: Independent
メーカー品番:MAND2
収録曲:
1. Finally Falling (4:58)
2. Oh Yeah (4:11)
3. Hold On (3:26)
4. You Gotta Help Me (3:07)
5. Everything + Nothing (4:03)
6. The Fatal and the Fragile (3:37)
7. Stone (4:06)
8. The Nation (3:16)
9. San Francisco (4:21)
10. What Can I Say (4:40)
11. Tripper Red (4:39)
Japanese Bonus Track
12. Razor (2:21)
13. Over My Head (5:23)
日本盤詳細:
発売日:2006年03月24日
発売元:ビクターエンタテインメント
メーカー品番:VICP-63356
Electrophobia
そして彼ら唯一のライブアルバムがこちら。
発売日:2006年09月25日
発売元:Liberation
メーカー品番:BLUE0912
収録曲:
1 : Can You Feel
2 : How You Got This Way
3 : Everything's Changed
4 : This Time
5 : Get Set
6 : Afterglow
7 : Beyond A Day
8 : Everything And Nothing
9 : Oh Yeah
10 : You Gotta Help Me
11 : Everywhere You Go
12 : Creepin' Up Slowly
13 : Everything's Changed (studio Version)
”Electrophobia was laid down in a single performance, in a bluestone church in Melbourne on May 26, 2006, in front of a hundred fans.”
このライブアルバムはAmazon USの紹介文によると2006年5月26日にメルボルンにある小さな教会で行われたアコースティック・ライブを収めたものでロック調にしなくても曲が良ければその素材そのものの良さが際立つというお手本のようなライブになっています。
オリジナルアルバムの3枚目はまだ聴いていないので評価できないのですが(これ書いてる途中にDiscogsで買ってしまいました!)、最初の2枚のアルバムは最初から最後まで捨て曲ナシです、はい。マジでイケてるアルバムでドライブミュージックにもぴったり。歌声、歌唱力、曲、演奏能力、ルックスと揃っていたのに何で世界的にヒットしなかったのでしょう、何で3枚ぐらいで活動休止をしたのだろう、という印象です。オフィシャルサイトの情報を信じて今後の彼らにも注目ですね!
アクシオマティック [ タクシーライド ] |
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