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水陸両用D

スイスのリンスピードが開発した水陸両用車『スキューバ(sQuba)』の紹介です。

スキューバは2シーター・オープン・スポーツのロータス・エリーゼをベースに製作され

映画007シリーズの『007私を愛したスパイ』(1977年に公開)に登場した水陸両用の

ボンドカー(ロータス・エスプリ)を彷彿とさせるものになっていますがオープン・ボディを

採用しているところが大きな違いです。

オープンを採用した理由はクローズドボディでは2立方メートルの空気ごと潜水するように

なる為、車輌重量が2トン以上必要になり、その結果陸上での走行性能が確保できない

ことと、緊急時にすぐ脱出できるようにするための安全対策だそうです。

潜水時、乗員はスキューバ・ダイビングと同じようにマウスピースで呼吸しながらの運転

となり、車名がスキューバというのも肯けます。酸素ボンベは車載されているようです。

スキューバはガソリンエンジンの代わりに3基の電気モーターをリアに搭載しリチウムイオン

電池でそれを動かします。

水上の航行はもちろん、水深10mまでの潜水も可能で、水中の推進には車輌後部の

プロペラを回し、フロントから水を取り込んで、左右のフロントフェンダーに備わるウォーター

ジェットで舵を取って移動します。

最高出力は73ps/4500r.p.m.、最大トルクは16.3kg-m/1500r.p.m.で地上での最高速度は

120km/h、水上では6km/h、水中では3km/hの性能を発揮します。

最先端のレーザーセンサーシステムによるドライバーが無くても走行できる自動運転も可能

となっているそうです。



水陸両用車『スキューバ』です ↓↓↓




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