キリアン・マーフィー: 兎おっさん、映画を観る

2016年11月06日

キリアン・マーフィー出演映画　その6　「レッド・ライト」

おっさんがとにかくラブな俳優さんがおりまして、それがキリアン・マーフィーです！

キリアン・マーフィー出演映画をご紹介する記事その6でございます。

2012年の映画「レッド・ライト」でございます。

キリアン主演映画は日本では未公開映画が多く、レンタルやWOWOW
では観れたりするんですが、なかなか劇場公開が少ないのが残念です。

出演映画はわりと大作が多いんですが、主役級はかなり
作風が独特な映画が多いですね。

下記の2本、「サイコリバース」と「リトリート・アイランド」は
主役ですが、未公開映画ですので、あまり有名ではないですね。

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これらはなかなかマイナーなので
レンタルショップでも探すのは一苦労かもしれませんね。
内容もちょっと癖がある面白い映画ですし、何と言っても
キリアン・マーフィーが全編出っぱなしなのが良いですね！

しかし、今回の「レッド・ライト」もかなり癖がある映画です！

共演にロバート・デ・ニーロ、シガーニー・ウィーヴァーというこれまた
癖がある役者が揃っておりますね！！
内容も癖がある映画です。ありすぎるかな？
ジャンルはサスペンス映画でいいと思います。

ポスターではロバート・デ・ニーロを前面に押し出して、
「この男を疑い続けろ」なんてキャッチコピーでしたね。

監督はロドリゴ・コルテス。スペインの監督さんでして、
［リミット］という映画が評判だった監督さんです。
ライアン・レイノルズが主役でしたね。今思い出しでも
息苦しい映画です・・・

本作はなんというか、難しいような、そうでもないような・・・
人を選ぶ映画ですね。おっさんは好きですよ、こういうの。

キリアン扮するトムとシガニー扮するマーガレットのコンビは
世に蔓延る自称超能力者やインチキペテン師の嘘を暴いてきました。

そんな２人の前に伝説の超能力者サイモン・シルバー（デ・ニーロ）が
30年の沈黙を破り、復帰するというニュースが。

サイモンとマーガレットには因縁があり、トムは彼のインチキを
暴こうとしますが、マーガレットは「彼は危険よ。近づいてはいけない」と
忠告します。

伏線はありますし、タイトル通り、「レッド・ライト」に注意して
観賞すると色々分かる映画です。

それでも一度の観賞では細かい部分は分かりづらいかと。

キャスティングもおそらくミスリードさせるような感じになっており、
トビー・ジョーンズやエリザベス・オルセンが出演しております。
特にトビーは画面にいるだけで怪しいですからね。

スカーレット・ウィッチ／ワンダ・マキシモフとして有名に
なったエリザベス・オルセンも観れるので、そういった部分でも
注目しても良いのではないでしょうか？

ちょっと評価が分かれる映画ですが、おっさんは好きな
映画ですね。キリアンでなかったとしてもね。

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posted by 兎おっさん at 21:12| Comment(69) | TrackBack(0) | キリアン・マーフィー

2016年09月05日

キリアン・マーフィー出演映画　その5　「真珠の耳飾りの少女」

おっさんがとにかくラブな俳優さんがおりまして、それがキリアン・マーフィーです！

キリアン・マーフィー出演映画をご紹介する記事その5でございます。

今回はだいぶ脇役出演の映画をご紹介するので、「キリアン・マーフィー出てたの？」って
レベルになる可能性があります。ご了承下さいませ！

スカーレット・ヨハンソン主演の「真珠の耳飾りの少女」が実はキリアン出演映画です。

共演はコリン・ファースでして、彼は画家のヨハネス・フェルメール役です。

「青いターバンの少女」の題名で有名なフェルメールの作品に秘められた謎とは？

フェルメールとモデルの少女の複雑な交流が時に静かに、時に官能的に進行していく映画です。

本作でスカーレット・ヨハンソンの女優としてのキャリアが上がった印象がありますね。
コリン・ファースの存在感を消すくらい、堂々と確かな演技力を魅せてくれました。

特に耳にピアスを開けるシーンが本当に官能チックで好きです♪

え？キリアンはどこにいるかって？　ちゃんといますよ！！

精肉屋のぼっちゃん役がキリアンです。ヒロインがフェルメールと出会ってなければ、
きっと結ばれたであろう純情青年な彼・・・観直してみると、結構、キリアンも色気がある
演技をしており、きちんと物語を盛り上げております。

正直、キリアン映画としては残念ですが、スカーレット・ヨハンソン映画としては
とても良く、光と色彩の使い方がとても良い映画です。

絵が物語の重要なテーマなので、映画もどこか絵画的な所がありますよ。
おススメでございます♪

どうでもいい情報ですが、おっさんは筋金入りの「ミッフィー」愛好者です！！

10点中・・・7点！！

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posted by 兎おっさん at 04:16| Comment(45) | TrackBack(0) | キリアン・マーフィー

2016年08月31日

キリアン・マーフィー出演映画　その4　「麦の穂をゆらす風」

おっさんがとにかくラブな俳優さんがおりまして、それがキリアン・マーフィーです！

キリアン・マーフィー出演映画をご紹介する記事その4でございます。

今回ご紹介する「麦の穂をゆらす風」も入っているケン・ローチ監督作品のDVD-BOXです。
（ちなみにプレミアDVDですｗ）

キリアン・マーフィー出演映画、「麦の穂をゆらす風」をご紹介いたします。

監督は社会派作品、特に労働者階級や移民たちの日常をリアルに描いた作品が得意な
ケン・ローチ監督で、本作では見事にカンヌでパルムドールの栄光に輝きました！

映画の舞台も独立から内紛へ変化していく1920年代のアイルランドを描いており、
アイルランド出身のキリアン・マーフィーが主役なのは必然といえるでしょう。

本作のキリアンの演技は大変に素晴らしく、アイルランドの独立のために兄と共に必死に戦い、
イギリスと和平条約を執り行うまでに至ったのに、完全な独立にはならず、とうとうアイルランド内で
賛成派と反対派に分かれてしまい、同じ道を歩いてきた兄弟の運命もついに・・・

仲の良い兄弟の信じる道が変わるというと大河ドラマ「真田丸」を彷彿とさせますね。
お互い、憎しみはなく、変わらずに愛しているのに、同じ道は歩けないというのが本当に切ないです。

本作と「プルートで朝食を」の二作品で人気を決定づけたと言っても過言ではないと思います。

キリアンの仕草や表情が本当に演技ではなく、なんというか本当に当時の人物のように見えて、
本作を観るたびに役者って凄いな～と改めて感心するばかりです。

あ、ご存じの方おられましたら、教えて頂きたいのですが・・・
「麦の穂をゆらす風」の風の部分なんですが、「かぜ」という説と「て」という説があるのですが、
どちらが正解でしょうか？
99％「かぜ」だと思うし、ウィキでも書いてあるので、間違いないはずなんですけど、
どこかで「て」と読むと見たので、何だか不安になっておりますｗ

10点中・・・7点！！

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posted by 兎おっさん at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | キリアン・マーフィー

2016年08月30日

キリアン・マーフィー出演映画　その3　「パニック・フライト」

おっさんがとにかくラブな俳優さんがおりまして、それがキリアン・マーフィーです！

キリアン・マーフィー出演映画をご紹介する記事その3でございます。

今回は「パニック・フライト」をご紹介いたします。

「RED EYE」というのが原題なのですが、ちょうどジョディ・フォスターの「フライトプラン」って映画が
あったので、おそらくそこから持ってきたと思います。

主演はレイチェル・マクアダムス。先日ご紹介した「アバウト・タイム　～愛おしい時間について～」に
出演していた女優さんですね。

監督はウェス・クレイヴン。　「鮮血の美学」や「エルム街の悪夢」「スクリーム」などの
傑作ホラーサスペンス映画を作った巨匠ですね。

残念ながらウェス・クレイヴン監督はちょうど一年前の2015年8月30日にこの世を去ってしまいました。

今回の「パニック・フライト」ですが、ウェス監督にしては珍しく正攻法なサスペンス映画になっており、
アメリカでも初登場2位という快挙でしたが、日本では残念ながら未公開映画でしたが。

未見の方は「内容はサスペンス映画」だけって状態でご覧いただきたいですね。

他のレビューでも「意外と良かった」「面白かった」などなど、わりと好評の映画です。

キリアン・マーフィーの演技も良く、アメリカ映画って感じの演技が素敵です。
彼の序盤、終盤の演技の違いなども見所でございます♪

10点中・・・7点！！

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2016年08月25日

キリアン・マーフィー出演映画　その2　「サンシャイン2057」

おっさんがとにかくラブな俳優さんがおりまして、それがキリアン・マーフィーです！

キリアン・マーフィー出演映画をご紹介する記事その2でございます。

「サンシャイン2057」！！

監督は「28日後...」のダニー・ボイル。脚本もアレックス・ガーランドなので、
主演、監督、脚本と揃っておりますね。

ただのSF映画ではなく異色のSF映画です。異色と分かっていればそんなに変じゃないのでは？

2057年、太陽の活動が停止しようとしており、人類が、地球が終焉間近の近未来が舞台です。
太陽を再び活性化させるために宇宙船に核爆弾を搭載させ、各分野のエキスパートが
太陽に向かうという壮大な物語です。

艦長役はなんと真田広之が演じており、印象深い演技をしております。

前半と後半で映画のジャンルが一気に変わり、哲学的な要素が強くなり、なんとホラー要素も
出てきます。

ダニー・ボイルお得意のカット割り、映像美、音楽は本作でも健在でして、
評価がかなり分かれる映画になっております。

キリアン・マーフィー、真田広之、ミシェル・ヨー、クリス・エヴァンス、ローズ・バーン、ベネディクト・ウォン
クリフ・カーティス、マーク・ストロングと様々な役者陣が出演しており、国際色豊かです。

キリアンは残念ながら、他の役者の存在感の影に隠れてしまっていますが、
主役という立場なので、常に画面には映っていたのが幸いでした。

脇役だった場合は・・・考えると悲しいですね。

おっさんは高評価の映画でございます。後半に出てくるアイツの言っていることは
理解できませんが、作品全体の雰囲気が妙におっさんにマッチしていたんですよね♪

万人受けの映画ではありませんが、オススメです！