兎おっさん、映画を観る

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ジェイソン・ステイサムが主演を務め、3作品シリーズが作られた「トランスポーター」
そのリブート作品「トランスポーター　イグニション」をご紹介致します。

主演はエド・スクレイン。日本では「デッドプール」でエイジャックスというヴィランが有名でしょうか？

顔がどことなくニコラス・ホルト君に似ていると思ったら、彼の主演作「マッド・ドライヴ」にも出てました。
話が逸れますが、「マッド・ドライヴ」、未公開映画でしたが、劇場公開映画に昇格しましたね。
→結構前に書いた記事です。宜しければ合わせてどうぞ♪「マッド・ドライブ」


ジェイソン・ステイサムが2002年にリュック・ベッソン制作、脚本で主演したアクション映画ですね。
凄腕の運び屋であるフランク・マーティンが自分に課したルールをすぐに破ってる！って突っ込みたくなる
のは御愛嬌ですが、映画ではまだまだ脇役のイメージだった彼を一躍アクション俳優に押し上げた
映画です。

1以降も3年に1本のペースで続編が作られて、ジェイソン・ステイサムは3まで主演を張りました。
アクションはどんどんバカバカしくも面白くなっていくんですが、おっさん的にどうしても言いたいことが・・・

「トランスポーター３　アンリミテッド」のヒロインを演じたナタリア・ルダコーワについてです！！
これがまた不細工でして・・・スタイルは良いんですが、ソバカスだらけの顔のアップが本当にキツイ！
ブルーレイで観た日にはそれはもう・・・とほほですよ。
内容はそこそこ面白いのに、このヒロインのせいで自然と観賞回数が少なくなっております。
どうやらリュック・ベッソンがどっかからスカウトしたらしいんですが、どんなセンスだよ！！



画像掲載したいんですが、おっさんが耐えられないのでご了承下さいませ。

そんな感じで「トランスポーター」は映画の他にドラマも作られる人気作品になっていきました。

リブート作品と言えば、設定をガラリと変えそうな気がしますが、本作に限ってそれはありません！

主人公が今度は髪があり、親父が出てくるくらいの違いしかありません。

今回も依頼品は訳ありで、女性が絡んでおり、最後は美女と・・・なるかはご覧になって下さい。


今回は多くの女性が登場するんですが、ちょっとした理由で女性チームが↑のような共通の
コスプレをして行動するんですよ。スタイルが似ているために動くと誰が誰だか分かりませんｗ

主人公のフランクなんですが、性格はそれほどステイサム版と変わらないのに、本作は
致命的な欠点があります。演じたエド・スクレインに華がないのは置いておいて・・・

フランクの父親、フランク・シニアの活躍が多いってことですね。
演じたレイ・スティーヴンソンのニヒルで余裕な振る舞いがちょっとカッコよく描かれており、
正直、主人公フランクが終始霞んでおります。

観ているこっちも「普通の親父って設定だけど、どう見ても強そうだし、死なないだろうな」と
思ってしまいます。だけど、主役はあくまで息子なので、イマイチ乗れないんですよね〜

「あるシーン」というのは中盤で女性の1人が銃で撃たれてしまい、重症になってしまいます。

そこでの治療シーンにとても驚きました。フランク親父が水や酒、タオルを用意させつつ、
「クモの巣をたくさん持ってこい」って指示を出します。　ん？クモの巣何に使うんだ？と
考えていたら、そのクモの巣を傷口にベッタベッタと貼っていくではありませんか！

フランク親父曰く「クモの巣は止血剤になんだ」とのこと。これには驚きましたね。
映画独自の設定なのか、本当なのか観ている途中で調べたくなってしまい、一時停止です。

映画の途中で止めるってことはしないのですが、今回は流石に気になり過ぎました。

調べた結果・・・本当にクモの巣による止血が行われていたそうです。
イギリスの兵士が止血道具として携帯していたこともあったそうで、これには驚きました。

ちょっとトリビア知識もアップできたので、もう満足ですね。

エド・スクレインでシリーズがどんどん作られていくとは考え難いのですが、そこまで期待しなければ
そこそこ楽しめる映画ですので、ちょっとおススメです♪




あと「トランスポーター」の良い所は続編毎に「ヒロインリセット設定」ですね。
刑事のオジサンとの友情愛情は育んでいくのに・・・





　





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ハリウッド映画の特徴として同じ時期に似たような映画が制作されることがありますね。

「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」は1998年映画。

「ホワイトハウス・ダウン」と「エンド・オブ・ホワイトハウス」は2013年映画などなど、
他にも数多くの似たもの映画がございますね。

詳しくはないのですが、シナリオが横流しになったり、相乗効果があったりなど
制作される理由は様々とのことです。

今回はアメリカ映画で何と日本の「青木ヶ原」を舞台にした映画を2本紹介します。

まずはマシュー・マコノヒー主演の「追憶の森」です。

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監督はガス・ヴァン・サント。共演に渡辺謙、ナオミ・ワッツ。

死に場所を求めてアメリカから青木ヶ原にやってきた主人公をマシュー・マコノヒーが演じております。
そんなマシューが青木ヶ原で出会った謎の男を渡辺謙が演じており、ミステリー仕立ての
不思議な感動作になっております。
まさかここまで爽やかなラストになるとは思っていなかったので驚きましたよ。

青木ヶ原というと、ついついホラー映画を連想してしまいますが、それは2本目の・・・

「JUKAI-樹海-」がホラー映画になっております。

こちらはアメリカ制作のホラー映画なんですが、どことなくJホラーの雰囲気があり、
日本描写もそれほど酷くはないです。少しは変な場面もありますけど、それは御愛嬌でｗ

白いおばあちゃんは無理やりJホラーっぽくなかなか面白かったです。

主演の失踪した双子の妹を探しにアメリカから青木ヶ原に来たヒロインをナタリー・ドーマーが
演じております。日本での知名度は「ゲーム・オブ・スローンズ」のマージェリー・タイレルという
役が有名でしょうか？

おっさんはこういう爬虫類系の顔つきの女性好きですよ♪アマンダ・セイフライドとかねｗ

「追憶の森」は16年の10月に発売予定ですが、「JUKAI-樹海-」は残念ながら未公開映画＆未発売で
ございます。おっさんはWOWOWで観賞することができました。

小澤征悦も出ているし、せっかく日本が舞台なんだから早く発売してほしいですよね。

2本とも日本が舞台とはいえ、あまり気軽に入っていい場所ではないので、やはりどこか
遠い舞台に感じますね。神聖というよりも何でしょうか？禁断の地という感じがします。

どちらも映像が綺麗で、日本の深い森の美しさと怖さを見せてくれます。

ホラーが大丈夫な方は2本続けて見ると面白いかもしれませんね。








　


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「死霊高校」の映像表現はもう珍しくはないPOVというジャンルですが、
これがなかなか頑張って作っていましたよ。

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「死霊高校」の簡単なあらすじです。
20年前の高校演劇で上演中、チャーリーという青年が絞首台のセットで死亡するという
事件が起き、現在の高校演劇にて再び、その劇をやる事になったため、
主人公たちが深夜の高校に忍びこみ、その絞首台を壊そうとするってお話です。

まずPOV映画なので、カメラマン役が必要ですよね。
これを上手く登場人物にいれるために、単位のためカメラ映像を撮るって青年がおります。

POV映画だと観客が不思議に思うくらい、カメラを離さないことが多いんですが、
この映画だとそこまでカメラに思い入れがないのか、結構手放しているんですよね。
そこは少し好感が持てましたね。

また高校に忍びこむ人数が4人なので、わりと一人当たりのシーンを拘って作っていますね。
絞首台が話の軸なので、殺害方法も首つりに限定しているところがいいです。
やはり殺しに一貫性があると、観る方も悪い気分がしないです。
もちろん深夜の高校は呪われているので、脱出不可能ですｗ
これはもうPOV＆呪い系ジャンルの王道ですね。
少し前の映画、「グレイヴ・エンカウンターズ」とかもそうでしたね。

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残念なのは中盤までホラー描写がないことです。
深夜の高校に忍びこんでからはもうノンストップですが、なかなかそこに行くまでがね・・・

オチはネタバレなので、書きませんが、なかなか良いオチだと思います。
知った後で二回目を観るとまた違う発見があると思います。

「死霊高校」って邦題がいま一つですが、全体としては↓

10点中・・・6点！！



　


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2005年と2007年に作られた「ファンタスティック・フォー」のリブート版です。



まずマーベルコミックが原作なので、「アベンジャーズ」に合流するの！？
と思ってしまいますが、複雑な事情がありまして・・・

まずリブート前の「ファンタスティック・フォー」も今回の映画も20世紀FOXが制作しました。
これはディズニーがマーベル買収前に映画化権を獲得したために、現在も制作出来る理由です。

ここが複雑で「X-MEN」もマーベル原作の20世紀FOXの映画でして、
20世紀FOXが持っている権利は「ミュータント」なんですよね。
そのためにマーベルスタジオが「これはミュータントではない！」という設定でキャラクターを
登場させれば自分たちの映画に出せるみたいです。
例が「アベンジャーズ　エイジ・オブ・ウルトロン」に出たクイック・シルバーとスカーレット・ウィッチですね。
本編では突然変異のミュータントではなく、改造人間って設定でしたので。

色々事情がありますが、ようするにしばらくは「ファンタスティック・フォー」は
マーベル・シネマティック・ユニバースには合流できそうもないということで。

そして今回のリブート版「ファンタスティック・フォー」ですが、予告やキャッチコピーで
「アベンジャーズ」と同じ世界なんだなと誤解させるようにしてますねｗ
ちょっと本国で評判が悪かったので、日本の配給会社も必死だったのかもしれません。

リブート版ですが、かなり前回の映画とは違うテイストにしたのは良いと思います。
主人公たちの年齢もかなり若くし、そして「ナード感（オタク）」もかなり上がっています。
そこは好感が持てましたよ。しかし・・・しかし・・・良かったのは設定だけでした！

どうやら監督とスタジオがかなり揉めたらしく、いざ本編を見てみると驚くことばかりです。
まず予告にあった場面がほとんどないんですよ！少しカットなら普通にありますが、
ここまでないとほとんど詐欺映画じゃないかと・・・

ここからも大変だったんだなと分かりますが、100分という良い感じの上映時間なのに、
中身の配分が変なんですよ。　特殊能力を身につけるまでが長い！！
そしてヒーロー映画らしくないバトル展開・・・ヴィランの登場の遅さ！仲間との連携！
よく分からないうちに映画が終わってしまいました・・・
特にベンとの友情をもっと描いてほしかったな〜
若手でフレッシュに面白く出来たはずなのに、本当に勿体ないですね

たぶんこれはTVドラマが一番良かったのでは？12話くらいでゆっくり作ってほしかったです。

リブート版ってあまりに早く作られてしまうと、こちらが混乱してしまいますよね。
そして始めたなら最後まで作っていただきたい・・・特に「アメイジング・スパイダーマン」あなただよ！！


10点中・・・6点！！



　


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ご紹介する映画はブレイク・ライヴリー主演の映画「アデライン、100年目の恋」です。

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ブレイク・ライヴリーはTVドラマ、ゴシップガールでブレイクした（ダジャレじゃないです）女優さんです。

若手女優ですが、結構汚れ役というかスレた役も多く、「ザ・タウン」や「野蛮なやつら／SAVAGES 」とか。
なので今回のようなある意味正統派映画は久々じゃないでしょうか？

それにしてもジャケットのブレイクさん、綺麗ですね〜♪こんな美しい女優だったとは・・・
表情も素晴らしいですね。引き込まれてしまいそうです

今回のストーリーですが、副題の100年目の恋というくらいなので、主人公のアデラインは
数十年の時を過ごします。なんと見た目は変わらず29歳のままで・・・

どうして年を取らないのか？設定に無理はありますが、ファンタジー映画なので気にしないように。
何年たったも自分の見た目は変わらないのに、周りの時間はどんどん流れていき、
世間からも奇妙な目で見られていき、そんな彼女は逃げるように場所を変え、また違う自分を
偽って生活していく・・・愛した人も先に逝ってしまう・・・
アデラインの娘だけがその秘密を知っています。そんな時、彼女に猛アプローチをかけてくる青年が・・・

ブレイク・ライブリーは29歳で年を取らなくなるという役なんですが、映画内では何十年も経っているので、
序盤から後半に行くにつれ演技が少し高齢な女性っぽくなっているんです。
そこは感心しましたね！ブレイクさんやるじゃない！

10点中・・・8点！！



　


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