昔、
お店をしていた時に
お客様を見送るために
外に出たら、
なんとも言えない
夕日と暗闇
もうすぐ日が落ちる前のようで
信号の色が濃く映るのですが
自動車のライトなども明るく行きかう
そんな時
ふと
寂しさがよぎり
お客様に
少し寂しいですね
と伝えると。
この時期が一番寂しいよ。
そういわれました。
今もその光景が目に焼き付いていて、
なんとも言えない気持ちになります。
夕刻の時の
暮れかかる夕日に
対抗している
車のライト。
皆どこかに帰っていく
私も勿論帰っていくのですが、
何だか寂しさにとらわれ、
心の隙間に入ってくるような
ひと時でした。
その後
店を閉めてしまったのですが
まだ、この時期あの時間になると
同じような空の寂しげな空間が漂っているのかもしれません。
少し寂しくなった時
あの景色
空気感を思い出し、
寂しいということを
さらに実感します。
そういう感覚的に寂しいと
実感したとき
少し大人になった気がします。。
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