介護福祉士
私の前職は介護福祉士です。
汚い仕事
きつい仕事
安い仕事
いろいろなイメージがついて回る
そんな仕事を
掛け持ちしながら
約10年。
いつも命を預かっている
という緊張感があり
辞めたときは
人を殺さなくて良かった
と安堵しました。
それだけ
命と隣り合わせです
食事介助、入浴介助、投薬
すべてにおいて
命がちらつきます。
でも
それだけ、
ありがとう。
と伝えてくれます。
とにかく忙しいし、
時間に追われて
精神的にギリギリの時もありました。
辛い仕事です
でも
利用者さんが
ありがとう。
先生ありがとう。
そういってくれ
家族さんにも
感謝されることが多く
利用者さんが在宅で亡くなった後でも
一番あなたが丁寧に仕事をしてくれた
と家族さんから言われたときは
嬉しかったです。
確かに汚い仕事です。
でもなぜか、やりがいのある仕事なんですね。
不思議なもんで
今でも
楽しかった思い出だけが蘇ってきます。
介護福祉士は
なんの資格も持たない
私に唯一国家資格として堂々と見せれる
資格です。
でも資格だけじゃなく
約10年間、
ありがとう
と毎日何度も言われた仕事。
こんなにありがとうを言われることも
先ず今では少ない。
(一応今でも言われていますが)
今は介護の仕事はしていないですが、
私にとって
大切な時期であるとともに
多くを学んだ時間でした。
介護福祉士の時間があって
今がある
そう感じています。
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