2018年
平成31年9月3日
父が他界しました。
5年の癌との闘病。
最後1か月は自宅で看取る覚悟を決め
自宅で父とともに闘病
まさしく
闘病でした。
痛みとの壮絶な戦い。
最後まで生きる選択肢をしていた父
私は雇われていた会社を
パート契約にして
いつでも
休める環境にしてもらい
24時間
訪問看護さんたちとともに
戦いました。
当初は
自宅に戻ると
直ぐに息を引き取るだろう
と言われていた父でしたが。
1か月。
必死に戦う父との病床のノート
今見ると
私の字も時とともに
力が無くなっていっていました
父の最期は
父が常々
私に言っていた
おじいさんが亡くなる時
医者に止められていた酒を飲ませた
と、いつも言っていたので
私も綿花にお酒を浸して
数滴たらすと
父はニタリと笑いました。
すると
大きな呼吸したとともに
静かに息を引き取りました。
私は
父の思いを全て叶えることが出来た。
美術の学校に行かせてもらえたことの感謝も伝えた
心斎橋で
絵画の展示会も参加し
父や母の感謝の思いを絵に託し
報告が出来ました。
亡くなったとき
不思議と涙は出ませんでした。
その後にも
名義替えやら
不動産売買
株。
いろいろな事があったと同時に
新しく就職したので
慣れない仕事をしながら
私は悲しみに浸る時間もなく
怒涛のように時間は流れて行きました。
でも
父の最後のお酒の飲んだ後の
ニタリと笑った表情が
私を救ってくれたように感じます。
2018年9月3日
台風21号が岸和田にも
猛威を振るい
お通夜、葬儀共に来れない方も
大勢いらっしゃいました
長野から大阪駅まで来られたのですが
先に進めなかった
というご連絡
海外からも追悼のメールを頂きました
沢山のお花もいただき
慶弔も沢山いただきました。
晴れやかなお葬式となり
父の最後のお別れを無事に行う事が
私の役目でしたから
葬儀が終わり
ホッとしました。
いまでも
ひょっこり出張から帰ってきそうな
まだ、時間が経っても
ふみちゃんと言ってくれそうな
そんな気持ちで
暮らしています。
【このカテゴリーの最新記事】