若いころはよく泣き言を言っていました。
年を重ねると
泣き言どころか
弱音を吐く場所も
なかなか見つからないんだな。
そう思う。
私は女として生きているから
まだ、弱音を吐きやすいですが
男の人は
本当に弱さを出せる人というのは
限られてくるのだろう。
父の命日
全く泣き言を言わなかった父だが
母にはこっそり
言っていたのかもしれない。
癌になり
辛い闘病中も
確かに良く怒っていたけれど
父だからこそ
5年戦った
そう思います。
父だから
5年一緒に戦えた。
今日は癌との終戦記念日。
父は私を
どのように見ているのだろう。
きっと
面白い娘に育ったな
そう思っているに違いない。
今でも
生きているかのように
存在感の強い父
まだまだ
私は父という存在の大きさのすべてを
理解したとは思えない
そういう
遠い存在となった今
より
父を尊敬する。
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