2013年07月28日
白蛇石(はくじゃせき)
白蛇石(はくじゃせき)の原石は“蛇紋石(じゃもんせき)”と呼ばれる石で、
長い年月の中で風化した表面の白い部分を蛇の形に似せて削り出したもので、
化石ではありません。
塗装などもしていない、天然の石です。
古来より、蛇は神仏の守り神として幸運を呼ぶものとされ、開運、蓄財の神として
信仰されており、商売の神様としても祀られています。
《伊勢志摩の白蛇伝説》
昔から白蛇を見ると縁起が良いといわれてきました。
伊勢志摩でも、白蛇にまつわる言い伝えはたくさんあります。
菅島(鳥羽市)にある白髪大明神では、700年以上前、
菅島に現れた白蛇を龍神の使いとして崇め、
依頼、大漁と海上安全を祈願して祀られたと伝えられています。
また、南勢町の白滝権現では、「昔から白蛇が住んでいた。
ところが寛永元年の春から不思議なことが多く、家々の鶏が夜鳴きをしたり、
白蛇を見て両目が潰れた者も現れた。
しかし、ある夜、夢のお告げがあったので、
これを白滝権現としてお祀りしたところ、不思議な事柄が急に止み、
祈祷をすると霊験もある。」という話が伝わっています。
そして、
伊勢市の箕曲中松原(みのなかまつばら)神社にある樹齢800年の楠には、
白蛇が守り神として生息しており、年に数回、姿を現すと伝えられています。
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