2018年06月17日
善財童子 ぜんざいどうじ
快慶作の童子像
仏法を求める理想の姿
真理を追求し続けた善財童子
文殊菩薩の説法を聞き、悟りを得るべく真理探究の旅に出た善財童子。道中で様ざまな「師」と出会いながら知識を蓄えていきます。
一途に教えを求めるその姿は、求法の理想的な象徴とされています。
「善財」の名は彼が母親の胎内に宿ったときに、家中に財宝や美食などが満ち溢れたという言い伝えから来ています。
イスム こだわりの造型
モデルは1203年ごろから制作されたという奈良の国宝「木造騎獅文殊菩薩及脇侍像」の中の一尊で、鎌倉時代の名仏師・快慶が造ったと伝わります。運慶と比べて作風に静的な印象のある快慶ですが、この善財童子は衣の翻りや足運びなど、動きを多く伴っているのが特徴です。
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⇒ 善財童子 ぜんざいどうじ 快慶作の童子像 仏法を求める理想の姿
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