2017年09月05日
チャクラサンバラ 純銀製彫金仕上げ 一点もの
本作品はこの種類の造形物としては小型ですが、より複雑で細かく、とても精巧な造形となっております。
出来映えの良さを考慮すれば、程よい大きさといえるでしょう。
素敵なお厨子などに納めて飾れば、秘仏らしい雰囲気がより増大いたします。
また銀製のものはめずらしく、この作品以外に見かけたことがございません。
銀製のもつ白銀の輝きは、観る者を崇高な気持ちへと誘います。
希少な逸品です。
サイズ:高さ15cm 幅11cm 奥行き5cm
「チャクラサンバラ」
チャクラサンバラは勝楽尊ともいい、チベット仏教における
典型的な守護尊(守り本尊)です。
無上瑜伽タントラ(インド後期密教経典)中の御本尊のひとりです。
「サンバラ」にはすぐれた楽しみとの意味もあり、絶対者と合一する宗教的な法悦の境地を性的な合一の快楽をもって、比喩的に表現しているともいわれます。
四面十二臂で、十二の手には金剛杵をはじめ、金剛鈴、三叉戟や髑髏杯、ブラフマーの頭部などをもち、
ヴァジュラヴァーラーヒー妃を抱いた姿となっております。
沢山の手をもち、恐ろしげでありながらエロチックであるその姿
は見るものの心に衝撃を与えます。
しかしながらその姿形には、悟りへ至るための仏教理論の精髄が込められています。
神秘的なほとけさまを貴方の守り本尊にいかがでしょう。
無上の歓喜を貴方へ。
【チャクラサンバラ】【チャクラサンヴァラ】【勝楽尊】
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