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2018年01月07日
京都ぶらり旅 伏見稲荷大社
京都の有名観光スポット伏見稲荷大社
京都の有名観光スポットの伏見稲荷大社 日本全国中 至る所に伏見稲荷は有りますがまさに ここが伏見稲荷の本家本元なのです。
京都市伏見区にある京都ではかなり有名な神社で、観光客でいつ訪れても、賑わっています。
特にここ数年外国人観光客は増えていて、4年連続拝観数全国で1位の様です。
確かに訪れてみると、外国人の方が多いですね、外国の方が多いわけですから、日本人も当然に多いです。
京都市の拝観数では、上位位を争うのではないでしょうか。
また お正月の初詣の参拝者の数では、明治神宮に次いで2位を記録したこともあり、毎年270万人以上の方々が初詣の参拝に訪れる大人気のスポットなのです。
伏見稲荷大社の五柱
宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) - 下社(中央座)
佐田彦大神 (さたひこのおおかみ)- 中社(北座)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) - 上社(南座)
田中大神(たなかのおおかみ) - 下社摂社(最北座)
四大神 (しのおおかみ) - 中社摂社(最南座)
宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神 は本殿に据え,摂末社に田中大神、四大神とともに、五柱の神を宇相殿に祀っている。
秦氏の祖霊として創設
秦氏とは 漢氏と並ぶ日本古代の有力な中国系渡来人の氏
山城国風土記では
渡来系の氏族である「秦伊呂具(はたいろぐ)」が、餅を狙って、弓矢を射った。
狙った餅が、白鳥に変化して山の峰に飛んで行った。
そうすると、たどり着いた場所に稲が生えた。
この「稲が生えた」ところから、「稲生(いのう・いなせ)」となり、「稲荷(いなり)」となり、この稲から社が出来たといいます。
と言う事は、創設者は秦伊呂具です。
まあこれ位の時代だとはっきりとは,中々しないですね。なので深く触れません!
創建は816年と言う説もあり 少なくても1200年以上の歴史があることは、事実ですね。
伏見稲荷ご利益
商売繁盛
五穀豊穣(農作物が豊作であること)
学業成就
満願成就
安産
病気平癒
縁結
文化財
国指定の重要分化財になっている、伏見稲荷ですが、どれが重要文化財なのか後ほどご説明致します。
駅から参道を歩き緩い坂道を登っていくと、伏見稲荷大社の入り口です。↑
鳥居の奥の門が桜門です↓
伏見稲荷マップ ↓
重要文化財
※ 伏見稲荷大社(8棟)
※ 本殿 明応3年 1494年 建立 檜皮葺き 五間社流造
※ 権殿 寛永12年 1635年建立 五間社流造
※ 外拝殿 天正17年 1589年建立 入母屋造 檜皮葺
※ 桜門 天正17年 1589年 再建
※ 南廻廊
※ 北廻廊
※ 奧宮
※ 白狐社
※ 附指定 両宮社、五社相殿、荷田社、長者社、藤尾社、熊野社
※ 附指定 城州稲荷社御修復御入用金高目録帳 9冊
※ 御茶屋 - 後水尾上皇より下賜され、仙洞御所から移築
以上が 国 附 による重要文化財です (Wikipediaによる) 桜門 南廻廊 北廻廊などは 隣接していて
分かりずらいので、すべての画像を投稿いたします。
↑ (手前から)北廻廊、楼門、南廻廊
↑ 綺麗な朱塗の内拝殿です。こちらが本殿と間違われる方も多いので、注意
↑ 外拝殿
↑ こちらが本殿です。への字型の屋根が特徴的です。
↑ 権殿
↑ 白狐社
↑ 奥宮
↑ (中央)五社相殿、(右奥)両宮社 ↑(左から)長者社、荷田社、五社相殿
千本鳥居
伏見稲荷の代表的の物の一つには、千本鳥居という鳥居が有ります。
千本鳥居の有る辺りは山の入り口であり、現世から神様のいる幽界へと結ぶ門として、数多くの鳥居が建てられたのが始まりだそうです。
これらの鳥居は、江戸時代から明治時代にかけて、参拝者の奉納で建てられた様です。
奉納の理由は、 千本鳥居の意味に、直接に通ずるようで、鳥居を献ずることにより、願い事が通ると言う
語呂合わせから生まれた信仰だそうです。
願い事が叶うたびに、鳥居を大きく立て直す風習もある様です。
千本鳥居と呼ばれた鳥居ですが、その数は何と、1万本を超えて、現在も増え続けているようです。
そして、歴史があると言う事で、劣化が激しく、1日に3本位建て替え足り修復をしなければならないそうです。
鳥居のお値段
この鳥居、奉納と言う事で、気になるお値段なのですが、サイズ5号で¥175000 10号で¥1302000だそうです。
これらは一般の人でも奉納可能でして、奉納は一般から個人事業主、大会社まで 様々です。
ちなみに5号の柱の太さは、直径15センチだそうです。
鳥居の雑学
鳥居と言う言葉は、奈良時代に確認されていて その由来は幾つか有ります。
※ 鳥が居る⇒鳥居
※ 通り入る⇒鳥居
※ 高欄の鳥居桁から転じ⇒鳥居
とされていて、中でも高欄の鳥居桁から転じ⇒鳥居が有力なようです。
千本鳥居は何処から 何処までなのか?
千本鳥居の場所は 本殿の裏側 稲荷山の中腹辺りに位置しています。
奥宮から 奥社奉拝所 までの鳥居を千本鳥居と呼んでいます。 山全体では、無い様ですね。
また千本鳥居の総数なんですが、実際には850基程です。
実際の伏見稲荷全体の鳥居の数は?
1万基ともいわれている。鳥居の総数なのですが、実際のところ3500基前後だと思われます。
2010年に実際にカウントした方がいて、3380基あったそうです。なので増えたり減ったりは有りますが、今は頃位と言う概算であります。
千本鳥居の色
鳥居の色を見てみると、同じ朱の色でも色の濃い物や薄い物、白っぽくなっている物を見ますが、
これらは 年月や天候の影響で古い物が色落ちしているためです。
なぜ朱の色なのかと思われる方が多いのですが、説が沢山有りまして、魔力に対抗する色、神様が御神力を最も高める色、など有りますが。どうやら 朱の色の原料が 水銀 丹であることから 木の耐久性を高める
為の防腐剤の役割があると言う内容が有力思されています。
またこの伏見稲荷の朱色は独特なため、稲荷塗と称されています。
伏見稲荷の歩き方
本殿→奥社→熊鷹社→三ツ辻→四ツ辻→三ノ峯→一ノ峯→御膳谷→四ツ辻→三ツ辻→八島ヶ池北側の参道を通って本殿へ戻るルートです。 これは一般的な歩き方でルートはご自由に選べます。また石で出来ている参道や階段部分は 雨でぬれていると、滑りやすくなるためにが注意が必要です。
一番鳥居から 一ノ峰 までの往復の時間は参拝をしながらのんびりと歩けば3時間以上かかると思います。
千本鳥居を引き返せは、30分位で戻れますが、ここまで来たら 是非山頂迄行ってください、
お年寄りや、足腰の悪い方にはお勧めできません。全長4キロ程のコースですが、高低差があるため 足腰には かなりの負担がかかります。
伏見稲荷見どころ
鳥居や建物自体が一番の見どころなのですが、その他にも おもかる石や 狐の絵馬 山頂付近の景色や参道の商店街の売り物なども注目してみると、さまざまな見どころが有ります。
そして昼の風景と 夜の風景もまた違ったイメージで見えますので、夜もお勧めの一つです。
伏見稲荷は24時間拝観出来ますので、人気のない時間帯もお勧めの一つです。
伏見稲荷ランチ
京都の町のランチなのですが、関東の人間が感じた事は、高そうなお店でも 意外とリーズナブルなので
かなり良心的ではないかと思っています。
※ カフェ 花摘み
※ みんなのカフェ
※ けんどん屋 オススメはきつねうどん!
※ えんり庵 一杯やるのにお勧めかな?夜の拝観の後に!
※ カエルのお店 懐石カフェ 蛙吉 (アキチ)
どのお店も 評判がよくとてもおいしいです。 他にも紹介できないお店が沢山有りますので、参拝 拝観の前後に お立ちより 美味しい物をお召し上がりください。
京都駅からのアクセス
電車 京都駅の 8,9,10番ホームから JR奈良線の奈良方面下りに乗り、2駅目の稲荷駅下車
この駅は快速は止まらないのでご注意を 所要時間5分程度140円です。 15分毎で出ています。下車後駅を出て左に歩き
1つ目の角を右に曲がり200m程歩けば伏見稲荷到着します。近いので迷うことはないと思いますが、方向音痴な方は、駅員さん、または 地元の方へお尋ねを!
バス 京都駅前のバスターミナル C4南5系統竹田駅東口行 (稲荷大社経由) に乗り
6つ目の停留所稲荷大社前で下車 所要15分程度 230円です バスを降りたらローソンのある道を京阪線の方角へ直進します。京阪線、奈良線の踏切を渡り、1つ目の十字路を右折角に寺子屋本舗が有ります。
直進して、右手にJR稲荷駅が見えてきます。
駅が見えて来ましたら、左に左折する路地が有ります。
左折してまっすぐ行けば、伏見稲荷です。バスを降りて500mほど7分〜10分位
タクシー 京都駅からタクシーで行くのには、伏見稲荷と告げれば、大丈夫です。
10分程度で着き 1200円程かかります。 4人で割ると300程度で済みます。
徒歩 徒歩は説明が難しいので 地図やナビをお使いください。
距離は3.3キロ程度 所要時間1時間程度かかります。
お土産
※ 眼力社さんの不思議なお土産
※ 稲荷せんべい
※ お稲荷さんのストラップなど
※ 伏見の地酒
※ 秀吉が愛した 羊羹発祥の店 駿河屋の羊羹
など沢山有ります。 帰り際に出店や商店街で お楽しみください。
Summary
伏見稲荷大社には、今回で二度目なのですが、訪れる回数が増すたびに、違った印象が見えてきます。
濃い朱色の鳥居のスロープには 神々が宿る神秘さを表しているような気がします。
2度とも昼の拝観なので、次回には夕方から夜にかけて、訪れようと思います。
伏見稲荷を訪れる方に 少しでも参考になる様、ブログを綴っています。
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タグ:京都の旅