今日は映画『チェブラーシカ』の挿入歌を
ひとつ　ご紹介させて頂こうと思います。

『ガルボイ・ワゴン（青い列車）』。
映画の第３話、｢チェブラーシカと怪盗おばあさん｣の
ラストシーンで流される曲です。

列車の最後尾の屋根に腰掛けた、わにのゲーナが
ガルモーシカを奏でながら、チェブラーシカと
シャパクリャクに優しく語りかけるように歌います。

映画『チェブラーシカ』をご覧になった方の殆どが
各自のサイト等で、この『ガルボイ・ワゴン』について
絶賛されています。同様に私も大好きな曲です。

『列車』と『人生』をオーバーラップさせた物語や歌は
数多くあり、少女時代に感銘を受けた児童文学やアニメを
含め、私の知る限りどれも素晴らしい作品ばかりです。

この世にランダムに産み落とされてしまったからには、
その境遇を受け入れつつ 前進を続ける他無いということ。

どこに辿りつくかも分からない、
後戻りの出来ない列車に乗り 旅を続ける中で、
様々な気づきを得、前進を続けるための術を身に付け、
それぞれに最終地点を目指し進んで行くのでしょう。



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『ガルボイ・ワゴン（青い列車）』

歌：ウラジーミル・ナハブツェフ
作詞：エドゥアルド・ウスペンスキー
作曲：ウラジーミル・シャインスキー
対訳：児島宏子

のんびり過ごした日は過ぎ、二度と会えはしない
振り向き懐しむより、輝く明日へ行こう

はるか彼方、広く 遠く、地平線を目指すのさ
誰もが皆、希望を胸に 青い列車駆け抜ける

誰かを傷つけたなんて、いつかそれも忘れ、
新しい日々があるさ、急げ続け友よ

はるか彼方、広く 遠く、地平線を目指すのさ
誰もが皆、希望を胸に 青い列車駆け抜ける

ゴトゴト揺れながら進む　徐々に速度を上げ
でも何故、この日は終わる？このまま続けばいい

はるか彼方、広く 遠く、地平線を目指すのさ
誰もが皆、希望を胸に 青い列車駆け抜ける



映画『チェブラーシカ』オリジナルサウンドトラックＣＤ
『ヤ・チェブラーシカ〜僕はチェブラーシカ』より