2018年10月10日
公務員試験の説明を終えて
こんばんは、つーみなです。
さて、経営学、国際関係等まだ説明していない科目もありますが、ズバリ暗記モノです。
私が説明するまでもないでしょう。
しかし、やらなくていいということではありません。
むしろ国際関係は教養科目に時事問題として出題される可能性もありますので、繰り返し問題を解いて暗記しましょう。
ひとまず公務員試験の説明を一通り終えました。
ということで、少しは皆さんの実になるような話ができましたでしょうか?
また、特定の教科で気がついたことがあれば、その都度皆さんに紹介したいと思いますので、引き続きこのブログを見ていただければ幸いです。
さて、ここからなんですが公務員の仕事について知りたいという方も中にはいらっしゃるかとおもいますので、ここからは私が経験してきたこと。
また、近況等についてブログにアップしていきたいと思います。
私の市役所での経歴ですが、そんなに浅くはありません。
入庁してから約8年が過ぎようとしています。
思い起こせば、最初に配属されたのが道路管理課というところでした。
この課には様々な担当業務があります。
・権原担当
・住居表示担当
・明示担当
・地積担当
・庶務担当
・補修担当
・占用担当
一つの課にこれだけの仕事があるのです。
私が担当したのは上記の上から一つ目と二つ目です。
一つ目ですが、権原(けんばら)と読みます。
世の中には、国道、県道とありますね。
これらは皆さんご存知かと思いますが、他に市道や町道もあるのです。
この市道と認定された道は当然市が管理しています。
道路が破損したりしたら、市が補修するわけです。
では、その市道の所有権も市のものなのか?というとそうとは限りません。
調べてみたら一部にどなたかの民地が含まれているなんてことはよくあることです。
つまり、一定の要件を満たしている公共性の高い立派な道路であれば市が管理しましょうということなんです。
ですが、その民地の所有者の中にはその土地を手放したいと考える方もいるのです。
そんな時に交渉するのが権原担当なのです。
しかし、交渉といっても私が担当していた時は原則として寄附であれば市は受け付けるというスタンスでした。
ですので、土地を市に買ってほしいと考える人にとっては不本意だと思います。
ところで、この話を聞いて何か思い出しませんか?
そうです。森友学園の問題です。
中には籠池氏のようにあらゆる手を使って議員を巻き込み、役所に高値で土地を売りつけようと考える方もいるのです。
そこで、財務省はまんまと乗せられてしまったのです。
この話からもわかるように公務員にとって議員というのは頭が上がらない存在なのです。
一定の民意の元に選ばれた代表者なわけですから、議員に嫌われると良いことは一つもありません。
相手が総理大臣やその妻であれば尚更です。
忖度という言葉が流行りましたが、忖度するのは当たり前です。
相手は総理大臣かもしれないんですよ?
一人の職員が立ち向かっていける相手ではありません。
なので自害してしまった職員は本当に気の毒に思います。
おそらくマジメな方だったのでしょう。
話が横に逸れてしまいました。
次回は話を本筋に戻したいと思います。
ありがとうございました。
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