魚の大きさに合わせて釣り針を変えることは何となく想像できるとしても種類が違えば成果も変わってくるほど重要な釣り具なのです。
さて、メーカーが提供している専用の釣り針もたくさんありますが、基本的には5種類に分類されます。
まず伊勢尼は釣り針の基本となっており、サイズを変えればいろいろな魚に対応できます。
チヌバリやグレバリもこの伊勢尼の応用となっています。
特徴としてはフトコロが広く針掛かりがいいことです。
強度も高くなっています。
ただ、軸が太いため、活餌は使いにくのが欠点です。
それから丸セイゴは少しフトコロが狭くなっている釣り針で、針先が内側に向いているところが特徴です。
フトコロが狭いと魚が吸い込みやすくなります。
また、内向きの針先で根がかりしにくいため、万能針としていろいろなところで使われています。
袖は軸が長めにできているため釣った魚を外しやすい特徴があります。
また、軸と針先が平行になっており、比較的口の小さな魚を釣るのに適しています。
流線は袖針の軸と丸セイゴの髷を合わせた形になっています。
虫エサをつけやすく安定している点が特徴となります。
細身ですから魚が飲み込みやすいのです。
最後にムツは針先が内側に向いた形状となっています。
それぞれの針の種類はどのような釣りをするかによって選ぶことになります。
いろいろな情報を集めて調べてみることをおすすめします。