2012年07月09日
治療経過 「蜂窩織炎」
皆さまには、ご心配をいただき痛み入ります。
治療経過をご報告いたします。
現在、体温は36.7度に落ち着きましたが、まだ左足(ひざ下)がパンパンに腫れています。
(7月6日記事のつづきです)
7日7日(土)に大学病院系の皮膚科を受診。
血液検査の結果「腫れ」は、「蜂窩織炎」と診断されました。
確かに、以前も同じ場所に同じ病気を起こしたのを思い出しました。ということは、風邪で熱発したのと同時に「蜂窩織炎」も併発していたということになります。2種類の感染症を起こしていたということです。
すぐに抗生剤の点滴を受ける。3日連続投与になるからということです。検査値がすべて明らかになると、数値が悪いので入院したらどうかということでしたが、断りました。
今日9日で3日目の点滴を受け終えると、あと4日、金曜日まで点滴が続くということを知らされた。都合1週間の連続投与となる。
週の後半は仕事がしたいなと思っていたが甘かった。
前回「蜂窩織炎」のデータは残っていた。ほぼ1年前だった。前回の数値と今回の数値を比べてみた。悪いと指摘された今回のCRPの値は、前回より20倍悪い数値だった。
「蜂窩織炎」のことも改めてネットでググッてみた。重篤な場合は、「入院して1週間点滴」というのも普通の処置だった。
前回は、ドレッシングの抗生剤(ゲンタシン)に浸されたガーゼを患部に巻いただけの処置で、数日で、ほぼ完治していた。
一般的には内服抗生剤を1−2週間、というのも一般的なようだ。
私は、アトピー性皮膚炎で、体のあちこち湿疹ができたり治ったりを繰り返しており、治っても再生した皮膚は薄く、バリアーが弱い。「蜂窩織炎」には、何度も罹る可能性がある、と医者からも言われています。
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判り易かったので、〜「住吉皮膚科ブログ」〜からの紹介
「蜂窩織炎」(蜂巣炎)
「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」あるいは「蜂巣炎(ほうそうえん)」とは、皮膚の深い所から皮下脂肪にかけての細菌感染です。(皮膚の浅いレベルでの細菌感染は「丹毒」といいます)
蜂窩織炎は下肢、特に下腿(膝から足首まで)に生じることが多く、広範囲に熱を持ち赤く腫れ上がり、痛みを伴います。
足に水虫があると、その小さな傷から細菌が皮膚の中に侵入することが多いです。しかし、明らかな傷や侵入経路が見つからないこともあります。
まず、赤く腫れた部位を安静に保つことが一番重要になります。
治療には抗生剤の飲み薬、または抗生剤の点滴を行います。
通常は1週間くらいで軽快してきますが、高熱が続く場合や血液検査で炎症反応が強い場合などは、「壊死性筋膜炎」や「敗血症」といった非常に危険な状態になっている可能性もあるので、できるだけ早くに皮膚科専門医の診察を受けましょう。
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※CRP検査
血液検査の一つで、炎症反応などの進行度を測定する時に使用されます。炎症や細胞の破壊が起きるとCRPといわれるタンパク質が血清中に増加しますので、陽性である場合は炎症が起きていることが分かります。
CRP検査の基準値
0.3mg/dl以下。
異常値が出た場合
陽性の場合は炎症や細胞破壊などを引き起こす病気の疑いがあります。高値の場合は、急性感染症、リウマチ、悪性腫瘍、心筋梗塞の疑いがあり、それほど高くない数値の場合は慢性感染症、ウイルス性肝炎などの疑いがあります。
治療経過をご報告いたします。
現在、体温は36.7度に落ち着きましたが、まだ左足(ひざ下)がパンパンに腫れています。
(7月6日記事のつづきです)
7日7日(土)に大学病院系の皮膚科を受診。
血液検査の結果「腫れ」は、「蜂窩織炎」と診断されました。
確かに、以前も同じ場所に同じ病気を起こしたのを思い出しました。ということは、風邪で熱発したのと同時に「蜂窩織炎」も併発していたということになります。2種類の感染症を起こしていたということです。
すぐに抗生剤の点滴を受ける。3日連続投与になるからということです。検査値がすべて明らかになると、数値が悪いので入院したらどうかということでしたが、断りました。
今日9日で3日目の点滴を受け終えると、あと4日、金曜日まで点滴が続くということを知らされた。都合1週間の連続投与となる。
週の後半は仕事がしたいなと思っていたが甘かった。
前回「蜂窩織炎」のデータは残っていた。ほぼ1年前だった。前回の数値と今回の数値を比べてみた。悪いと指摘された今回のCRPの値は、前回より20倍悪い数値だった。
「蜂窩織炎」のことも改めてネットでググッてみた。重篤な場合は、「入院して1週間点滴」というのも普通の処置だった。
前回は、ドレッシングの抗生剤(ゲンタシン)に浸されたガーゼを患部に巻いただけの処置で、数日で、ほぼ完治していた。
一般的には内服抗生剤を1−2週間、というのも一般的なようだ。
私は、アトピー性皮膚炎で、体のあちこち湿疹ができたり治ったりを繰り返しており、治っても再生した皮膚は薄く、バリアーが弱い。「蜂窩織炎」には、何度も罹る可能性がある、と医者からも言われています。
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判り易かったので、〜「住吉皮膚科ブログ」〜からの紹介
「蜂窩織炎」(蜂巣炎)
「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」あるいは「蜂巣炎(ほうそうえん)」とは、皮膚の深い所から皮下脂肪にかけての細菌感染です。(皮膚の浅いレベルでの細菌感染は「丹毒」といいます)
蜂窩織炎は下肢、特に下腿(膝から足首まで)に生じることが多く、広範囲に熱を持ち赤く腫れ上がり、痛みを伴います。
足に水虫があると、その小さな傷から細菌が皮膚の中に侵入することが多いです。しかし、明らかな傷や侵入経路が見つからないこともあります。
まず、赤く腫れた部位を安静に保つことが一番重要になります。
治療には抗生剤の飲み薬、または抗生剤の点滴を行います。
通常は1週間くらいで軽快してきますが、高熱が続く場合や血液検査で炎症反応が強い場合などは、「壊死性筋膜炎」や「敗血症」といった非常に危険な状態になっている可能性もあるので、できるだけ早くに皮膚科専門医の診察を受けましょう。
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※CRP検査
血液検査の一つで、炎症反応などの進行度を測定する時に使用されます。炎症や細胞の破壊が起きるとCRPといわれるタンパク質が血清中に増加しますので、陽性である場合は炎症が起きていることが分かります。
CRP検査の基準値
0.3mg/dl以下。
異常値が出た場合
陽性の場合は炎症や細胞破壊などを引き起こす病気の疑いがあります。高値の場合は、急性感染症、リウマチ、悪性腫瘍、心筋梗塞の疑いがあり、それほど高くない数値の場合は慢性感染症、ウイルス性肝炎などの疑いがあります。
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