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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.39 カリフォルニアの雪景色編1

昼の12時を過ぎて少しした頃、そろそろ次の駅に到着するという情報が。車内放送が有るわけではないのですが、日がなビューラウンジでくつろいでいる鉄オタのおじさんとか、食堂車のクルーだとか、私の車両担当のJおじさんとか、閉ざされた空間で長時間一緒に過ごすためそういった情報はどこからともなく流れて来ます。かなりの過疎駅と思える所でもそれぞれ個性があったり、デザイン的にもどことなくかわいらしい感じがするので、すっかり「駅に到着する」ということが一大イベントになっています。次の駅はいよいよアメリカ横断最後の州、カリフォルニア州最初の停車駅です。

今回の駅は田舎駅というよりも郊外駅という感じ。町が見えてきました。



雪があるものの、気温はそこまで低くはなさそうです。



到着です。この駅がトラッキー駅(Truckee)。ネイティブ・アメリカンのパイユート族の言葉の「こんにちは(hello)」に由来しているとも、「善(good)」に由来しているとも言われています。タホ湖(Lake Tahoe)という、アメリカで2番目に深い、大きな湖へのゲートウェイでもあるそうです。タホ湖のあたりは一大リゾート地として開発されていて、映画ゴッド・ファーザーPART II でも別荘地として出てきました。



この色彩センス。日本の鉄道会社がやるとすごく下品になりそうですが、木製のカントリー感と共にかわいらしくまとまっています。



ここは停車時間も短かったので下車はできませんでしたが、街並みが西部っぽくって気に入ったので車内から撮ってみました。

Truckee (Postcards of America)

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