2024年12月01日
買い増しのタイミング(其の二)
今回はこれからスワップ投資を始めてみようと考えている方や始めたばかりの方に向けたスワップ投資におけるルールづくりといった内容になります。
ルールづくりに興味があり、お時間のある方は買い増しのタイミング(其の一)も覗いていただければ嬉しいです。
スワップ投資を続けていれば誰でも欲がでてきて
「もっと多くのスワップポイントを得たい」
と思い、その手段として
「よし買い増す!」と意気込む方は多いと思います。
しかし闇雲に買い増したところで運用リスクは高まるばかりでロスカットなんて結果にも!
買い増す前には一度立ち止まって最低限の知識を得るなり自分なりのルールを作ってから運用されるのが賢明だと思います。
ここでは私のルールを紹介しますので
もし貴方にルールが無いのであれば貴方の買い増しルールづくりの参考にしていただけると嬉しいです。
私の買い増しルール
1. 自分で決めたレバレッジは超えない範囲で買い増す(資金管理)
2. 感覚だよりで買い増ししない(値ごろ感でのトレード)
3. 移動平均線(MA)と相対力指数(RSI)で判断する
1. 自分で決めたレバレッジは超えない範囲で買い増す(資金管理)
これに関してはスワップ投資 口座状況でもよく言っているのですが、私はレバレッジ2倍以内での運用を心がけています。
買い増しする際に決めたレバレッジを超えないようにするのはもちろんですが、貯まったスワップポイントを引き出すときにも2倍以内になるようにしています。
FX会社さんが推奨するレバレッジは3倍と謳っているところがほとんどですが、スワップ投資家さんの中には1倍で運用されている方も意外と多いようですが、そこは個々人リスクヘッジの捉え方も変わると思いますので何倍が良いとは言えません。
しかし新興国通貨は流動性が低く社会情勢によっては変動が大きくなることは理解しておいた方が良いと思います。
すぐに戻って来る傾向が強いですが、ほんの短時間で20%を超える変動、過去には50%近い変動もあったのが新興国通貨です。
戻って来る前の行く途中でロスカットされてしまうことのないように備えておきましょう。
2. 感覚だよりで買い増ししない(値ごろ感でのトレード)
「だいぶ下がったからそろそろ上がるだろう」みたいなノリで買い増すのは危険です!
自分で決めたルールに則ってどのぐらいの下げたら買い増ししようと言うのであれば良いと思います。
例えば50銭下げたら買い増すとかキリ番をターゲットにするとかですかね
因みに私はこのようなポジションの取り方はスワップ投資に限らず投資全般行いません。ただ否定もしていません(人*´∀`)
3. 移動平均線(MA)と相対力指数(RSI)で判断する
移動平均線は多くのトレーダーが意識しているので、RSIと合わせて売買のトリガーとしています。
移動平均線で使用する数値は時間足によって違いますが、スワップ投資ですと長期足(日足以上)を見ているトレーダーが多いと思いますが、私が一番見るのは日足で重要視するのが200日線、RSIは14日に設定。
使い方はトレーダーの数だけありホント十人十色だと思いますが、私は移動平均線の乖離率を見ながら狭まり始めたタイミングとRSIの売られすぎ(20%〜30%)買われすぎ(70%〜80%)のタイミングを見てより優位性の高いところで売買します。買い増しに限らず決済でもトリガーとして使用しています。
RSIは初心者でもトレードのタイミングがわかりやすいと思うので私はお勧めします。
細かい部分に関してはトレーダーによって向き不向きがあると思いますので割愛しますが、自分が使い易いテクニカルを2つ合わせて、より優位性の高いところで売買の判断を决定されるのが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます♪
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トレードの最終判断は自己責任でお願いします