2019年05月02日
是非実現して欲しい、神戸空港の国際線就航検討!
関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割分担を話し合う関西3空港懇談会は、運営会社の関西エアポートによる神戸空港への国際線就航検討を認める方向で調整している
既に、国際ビジネスジェットは認められているが、初めて、国際定期便を含めて検討する
関空と国際線の受け入れ能力を域内全体で引き上げ、アジアなどの経済成長を取り込む
3空港懇は、3空港一体運営を受けて、次回会合で新たな役割分担を決める見通しで、神戸空港の国際化について検討することを盛り込む
事務局の関西経済連合会(関経連)は各空港の機能見直しについて
・生涯スポーツの国際大会が関西で開かれる21年ごろまでの「短期」
・大阪・関西万博がある25年ごろまでの「中期」
・リニア中央新幹線の大阪延伸(37年)などが予定される30年代の「長期」
に分けて議論する方針
神戸の国際化は3区分のうち、中期の検討課題に位置づけ
新たなターミナルビルの建設などが焦点
関空の18年度の発着回数は約19万回で、10年度の1・8倍に増加
環境アセスメントで想定される上限の年間23万回に迫っている
今後もアジアからの訪日需要が高まる見通しであるのに加え
海外から350万人の来場が見込まれる大阪・関西万博も25年に控える
関空が域内で唯一担ってきた国際線の受け入れを神戸に補完させ、関西全体の空港機能を強化する狙い
昨秋の台風で関空が一時閉鎖に追い込まれたため、災害時の代替機能の必要性もある
神戸の国際線就航を巡っては、すでにスカイマーク(東京)がサイパンやパラオなどに飛ばしたい意向を表明
大阪空港については、騒音問題を抱え、国際化にはさまざまな課題の解消が求められる
関西3空港懇談会は神戸空港の整備が進んでいた2003年、関西と大阪(伊丹)両空港と合わせた3空港の相互補完のあり方を検討する目的でスタートした
05年に役割分担に合意した後、10年に一元管理を盛った取りまとめをした
メンバーは大阪府・市や兵庫県、神戸市、堺市、和歌山県、京都府の自治体に加え、大阪、神戸両商工会議所、3空港を運営する関西エアポートなどで、関西経済連合会が事務局を担っている
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