2015年03月11日
便秘薬が腎臓機能に効果的??
東北大学飲の
腎臓高血圧内科らの研究グループが
便秘薬「ルビプロストン」に
腎不全の進行を抑える効果があることを確認したそうです!!
マウスによる実験では
腸内環境の改善に伴い尿毒素の血中濃度が下がったとのこと
慢性腎臓病の治療薬としての
適正量や有効な症例を特定できたのなら
3年後をめどに初の腎臓病治療薬としての使用を始めるそうです。
少し希望が持てますね。
ルビプロストンは
腸液の分泌を活性化して腸管内の水分量を増やし
内容物の移動を促す。
およそ30年ぶりに開発された新薬だそうです。
この研究グループは
腎機能が落ちると腸内細菌のバランスが崩れるといった
腎臓と腸の関連性に着目していて
腸の機能回復を目的に
腎不全のマウスにルビプロストンを投与。
前回も話しました悪玉と善玉菌の話ですが
投与していないマウスと比較すると
腸内の善玉菌が増えて悪玉菌が減少。
悪玉菌が作る尿毒素の血中濃度が低下し
腎機能も向上していた。(注目)
「尿毒素の体内への蓄積を抑えれば腎臓病の悪化が防げる。
新たな治療薬で透析の開始を遅らせる予防効果が期待できる」
成果はアメリカの腎臓学会誌で発表したそうです。
私はてっきり腎臓の研究は
止まっているのかと思っていましたが
様々な分野で
研究が進んでいるのですね。
期待したいところです。
ちなみに腎臓病の方は
便秘気味になるそうですので
ちょうどいいかもしれませんね。
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