腎不全からの奇跡

東海大学が人間の腎臓と同じように
老廃廃物を分解する機能を持たせたバイオ人工腎臓を開発した。


開発したバイオ人工腎臓は
血液から老廃物や水分などを
こし取る「人工糸球体」と
こし取った老廃物などを含む液から
水分やアミノ酸など必要な成分を
再び血液に戻す「人工尿細菅」からできている。



人工透析を含んだ従来の人工腎臓は
老廃物の浸透圧の違いでこし取るだけで
老廃物を安全に取り除けなかった。
また、アミノ酸などの成分を血液に戻すこともできなかった。


開発状況は…。

ブタの上皮細胞の中空糸幕に敷き詰めた
バイオ人工腎臓をヤギに実験したところ
2週間以上にわたって血液をろ過できることを確認した。
現在、人間の腎臓の細胞を使ったバイオ人工腎臓も開発中で
安全性などを検証した上で臨床研究に乗り出す考え。


以前ブログでも書いたように
方にチロルチョコサイズの
透析機械を肩に埋め込む手術の
状況が後追いできなかったのですが
新しい情報が得られてよかったです。

現在は

バイオ人工肝臓は長さ約9cm、直径約4cmと
現行の人工腎臓の半分程度に小型化できる可能性があるという。
研究チームは携帯型の透析装置として実用化を目指す考え。



もしかしたら
本当に１０年近くで
人工腎臓が生まれるかもしれませんね。

少しずつ希望が見えてきます

人工臓器は、いま―暮らしのなかにある最先端医療の姿