2018年01月23日
財務省が日本を滅ぼす(本)
三橋貴明 著
先週話題になった三橋さんですΣ(゚д゚lll)
擁護するつもりはないです。はい。
ただ、執筆活動と家庭内のことは分けて考えてもいいと思うぐらいかな?
さて、本題ですが、財務省が日本を滅ぼすというのは、決して大げさなタイトルではないと思っている。
以前から。
今、日銀総裁は黒田さんだが、その前は、白川方明
倉山満氏は、いつも「白川を討て!」と言っていたことを思い出す。
こいつがデフレの元凶と言っても過言ではない。
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikenjisatsu
デフレによって、毎年3万人を超える自殺者。推移を見ると、デフレが自殺者を増加させていることが分かる。
1997年は、消費税が5%になった年だ。一気に自殺者が増えている。財務省が言っていることと違うことがわかる。
財務省は、増税しないと税収が増えないと主張していたはずなのだが。。。
増税して税収が減っている。この事実は、メディアは報じない。
金銭的な困窮、将来の不安、絶望、自殺する人の気持ちはよくわかる。
話を戻して、財務省について、これまで日本のデフレがなぜ終わらないのかを疑問に思って調べてきたが、知りたい情報はすべてこの本に書いてある。
■財務省の手口
@日本の借金1000兆円で国歌破綻と煽る
→実際は、海外へ融資がある。外国為替特別会計だけでも130兆円ある。つまり、貸借対照表で見ればわかることを分かりにくくしている。
APB(プライマリーバランス)黒字化
→単なる理想であり、一般家庭の考え方。国家には当てはまらないのだが、いつも家庭をイメージするフリップが出てくる。
借金は、歳入と歳出を差し引いたプラス分から返さないといけないと言う思い込み。
じゃあ、そんなに家庭に例えたいのなら、上念司さんのように、国家を家庭に例えてみましょう。
@お父さんは、死なない。(現時点で、日本は2000年を超える年齢)
Aお母さんは、お金を発行できる(通貨発行権がある)
この時点で、家庭に例えるのは無理があることに気づくとおもうのだが(笑)
お父さんは、年収570万円で、借金が1億円
でも、6000万円ほど友人にお金を貸している。
子どもたちに学習机など必要なものを与えてお母さんに対しての借金もある。
学習机などは資産になるが、食費やおじいちゃんおばあちゃんの介護費は消費だから、借金が残る。
純粋な借金のことを純債務という。純債務は、現時点で1500万円ほどだ。
さてどうするか?
→お母さんがお金を印刷して、借金返済。
ハイ終わり。
考えればわかりそうなものだが。だまされる人が多いし、だまそうとする側の神経を疑う。
(現実には、インフレリスクがある)
でも、実際に財務省の思惑通りに報道がなされる。
財務省は、メディア、国会議員を牛耳っている。
牛耳るための力は、何か? 国税調査権だ。
財務省に都合が悪い発言をすれば、国税調査が入る。
グレーゾーンを指摘され、追徴課税、重加算税。反対しなくなるのもわかる。
過去は、そうやって反対派をつぶしていった。
それを覚悟のうえで、
三橋貴明さんは、この本を国会議員全員に配った。
その後、安倍首相と夕食会をともにした。
その意味は、安倍首相も財務省が問題であることを認識しているという事だ。
安倍首相一人が、財務省を問題視しても、協力者がいないとつぶされてしまう。力の差が違いすぎる。
並の国会議員では歯が立たない。残念ながら。
安倍首相もただ、手をこまねいているわけではない。人事権を官邸に持ってきたのだ。
ゆっくりかもしれないが、安倍首相は、財務省を変えられるかもしれない。
淡い期待はするつもりはないが、財務省改革を願っている。
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