2017年07月30日
関数を使おう その1 関数とは?
Excelと言えば関数、関数と言えばExcel(ほんとかな?)
それぐらいExcelの代表的な機能の一つです。これを使いこなすことでさまざまな複雑な計算も簡単にこなすことができるようになります。作業効率にも大きく影響してくるのですが、じゃあ、そもそも関数って何?という疑問があります。中学や高校の時に二次関数とか、三角関数など習いましたが、それとの違うのでしょうか?
コトバンクのデジタル大辞泉の項目がわかりやすそうなので、引用させていただきます。
1 《function》二つの変数x、yがあって、xの値が決まると、それに対応してyの値が一つ決まるとき、yはxの関数であるという。記号y=f(x)で表す。xを独立変数といい、二つ以上のこともある。また、この概念を拡張して、ある集合の各要素に他の集合の各要素を一対一で対応させる規則である写像をさすこともある。
2 コンピューターのプログラミング言語やアプリケーションソフトにおいて、ある数や文字列が入力された時、決められた処理を行い、その結果を出力する命令群のこと。
参考
コトバンク URL:https://kotobank.jp/word/%E9%96%A2%E6%95%B0-2523
(1)がx=y+zのような学校で習った関数ですね。
(2)はExcelでも使われる関数のことです。「決められた処理を行い、その結果を出力する命令群のこと。」というのがポイントで、よくここをブラックボックスに例えることが多いのですが、僕の間隔としてはブラックボックスよりは(2)の表記のほうがしっくりきます。
例えば、毎日の来館者数を集計して月の来館者数を出そうとすれば、演算子だけで行おうとすると、
「=A1+A2+A3+A4+A5+A6+・・・・・A29+A30+A31」と入力しなければなりません。めんどくさいですよね。ですが、ただ「足し算を繰り返す」だけの「決められた動作」です。この「足し算を繰り返す」部分をあらかじめExcel側でプログラミングし、ユーザーが簡単に使えるようにしたものが「関数」です。
上の月報の例であれば、足し算の部分は「=SUM(A1:A31)」とすれば算出可能です。「SUM」というのは、「範囲内の値をすべて足し算する」関数です。今回はA1からA31の範囲内の値をすべて足し算しています。
「=A1+A2+A3+A4+A5+A6+・・・・・A29+A30+A31」と比べると圧倒的に短いですね。この「SUM」の部分が「関数」です。「範囲内の値をすべて足し算する」というプログラムをあらかじめExcel内に組み込んでおき、それを「SUM」という単語で呼び出す。それがExcelにおける関数です。
平たく言ってしまえば、いろいろなややこしい計算を、人に代わってぱっとやってくれる、計算代行業者みたいな感じですね。ただ、人間社会において、とあることをするのに、それをきちんとやってくれる代行業者を選ばないといけないのと同じように、目的のことを行うには正しい関数を選ばなければなりません。それを、このシリーズでは解説していきたいと思います。
それぐらいExcelの代表的な機能の一つです。これを使いこなすことでさまざまな複雑な計算も簡単にこなすことができるようになります。作業効率にも大きく影響してくるのですが、じゃあ、そもそも関数って何?という疑問があります。中学や高校の時に二次関数とか、三角関数など習いましたが、それとの違うのでしょうか?
コトバンクのデジタル大辞泉の項目がわかりやすそうなので、引用させていただきます。
1 《function》二つの変数x、yがあって、xの値が決まると、それに対応してyの値が一つ決まるとき、yはxの関数であるという。記号y=f(x)で表す。xを独立変数といい、二つ以上のこともある。また、この概念を拡張して、ある集合の各要素に他の集合の各要素を一対一で対応させる規則である写像をさすこともある。
2 コンピューターのプログラミング言語やアプリケーションソフトにおいて、ある数や文字列が入力された時、決められた処理を行い、その結果を出力する命令群のこと。
参考
コトバンク URL:https://kotobank.jp/word/%E9%96%A2%E6%95%B0-2523
(1)がx=y+zのような学校で習った関数ですね。
(2)はExcelでも使われる関数のことです。「決められた処理を行い、その結果を出力する命令群のこと。」というのがポイントで、よくここをブラックボックスに例えることが多いのですが、僕の間隔としてはブラックボックスよりは(2)の表記のほうがしっくりきます。
例えば、毎日の来館者数を集計して月の来館者数を出そうとすれば、演算子だけで行おうとすると、
「=A1+A2+A3+A4+A5+A6+・・・・・A29+A30+A31」と入力しなければなりません。めんどくさいですよね。ですが、ただ「足し算を繰り返す」だけの「決められた動作」です。この「足し算を繰り返す」部分をあらかじめExcel側でプログラミングし、ユーザーが簡単に使えるようにしたものが「関数」です。
上の月報の例であれば、足し算の部分は「=SUM(A1:A31)」とすれば算出可能です。「SUM」というのは、「範囲内の値をすべて足し算する」関数です。今回はA1からA31の範囲内の値をすべて足し算しています。
「=A1+A2+A3+A4+A5+A6+・・・・・A29+A30+A31」と比べると圧倒的に短いですね。この「SUM」の部分が「関数」です。「範囲内の値をすべて足し算する」というプログラムをあらかじめExcel内に組み込んでおき、それを「SUM」という単語で呼び出す。それがExcelにおける関数です。
平たく言ってしまえば、いろいろなややこしい計算を、人に代わってぱっとやってくれる、計算代行業者みたいな感じですね。ただ、人間社会において、とあることをするのに、それをきちんとやってくれる代行業者を選ばないといけないのと同じように、目的のことを行うには正しい関数を選ばなければなりません。それを、このシリーズでは解説していきたいと思います。
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