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2020年02月07日

あの部屋に棲む “ 存在 ” の正体は・・・これは 人生はじめての不思議体験をしたときの お話です.

07-Feb.2020
ごきげんよう.Tony.STARKです.

Tony.STARKではないにもかかわらず,“ I'm Tony.STARK!” と “ 正々堂々 ” と名乗る無名の新人が書く
『 Tony.STARKの Tony.STARKによる Tony.STARKのためのブログ 』を どうぞよろしくお願いします.

さて,ブログデビュー第11作目も,前作に引き続き,私の不思議体験談でございます.
題して,
あの部屋に棲む “ 存在 ” の正体は・・・ これは,人生はじめての不思議体験をしたときの お話です.
を書きたいと思います.
というよりも,書きます.
もちろん,“ 事実 ” を書きます.

これは,私が大学1年生の頃に,人生最初の不思議体験をしたときの お話でございます.
 
まだ若かりし19歳の頃,日本の首都・東京都内の大学に通うため,故郷を離れ,慣れない日本語に苦戦しつつも,
人生初の一人暮らしを謳歌する日々を送っておりましたが,はじめて住んだ賃貸物件は,木造アパートで壁が薄く,
道沿いに建っていたため,車やバイクが通るたびに騒音に悩まされる・・・ といった,決して住み心地がいいところ
とはいえませんでした.

半年くらいは,なんとか住み続けましたが,引越しを思い立ち,大学近くの不動産屋さんに立ち寄ってみることに
しました.いくつか物件を紹介していただき,その中に,
『 築4年/軽量鉄骨マンションの4階・角部屋・南向き/7帖ワンルーム/ユニットバス/エアコン付き/クローゼット備付
/家賃68,000円 』という一見すると好条件ですが,難点は『 駅から徒歩20分/ エレベータなし/ オートロックなし 』
という物件が目に留まりました.

「 7帖ワンルームにベッドを置いたら,部屋が狭くなるかな・・・」と思いつつ,物件を内見させていただくと,
ほぼ新築だったこともあって,外観も部屋の内装もキレイで,さらに,近隣にスーパー,コンビニ,弁当屋さんがあって,文句の付けどころのない住環境でしたので,ベッドを置くことは諦めて,布団で妥協することにし,その場で賃貸契約を
即決いたしました.

最初は不便に感じていた 駅まで徒歩20分の道のり,4階までの階段の昇降,布団での就寝,
そして,日本での生活 にも徐々に慣れ,入居してから2ヶ月が経ちました.

その日も,いつものように,コンビニ弁当を食べて,お風呂に入ったあと,布団の上に横になり,TVを見ているうちに,
いつの間にか眠りに就きました.

夜中の2時30分頃でした.
「 ザーッ ザーッ 」という音で目が覚めました. すぐに シャワー の音だとわかりました.

たまに,夜中に隣の部屋から掃除機の音や話し声が聞こえることがありましたので,
最初は,「 隣の人がシャワーを浴びてるのかな・・・ 」と思いましたが,そのとき,ある種の 異様さ を覚えました.

それは,隣の部屋の シャワー の音にしては,あまりにも,“ はっきり ” 聞こえ過ぎる,ということ ・・・

「 自分の部屋の浴室から・・・ じゃないよね・・・?」
と思った瞬間,突如,ある 人物像 が頭の中に映し出されました.

顔は,ぼやけていてルックスは認識できませんでしたが,
『 アメリカ人・白人女性/ 30代半ば/ 身長170pくらい・中肉/ 金髪・ショートヘア&パーマ 』
という 人物像 でした.

しばらくすると,シャワー の音が ピタッ と止まりました.
そして,浴室のドアが開く音がして・・・ その “ 存在 ” が,浴室から出てくる気配を感じました.

咄嗟に,その “ 存在 ” を見ないように,布団を頭から被り,背を向けて『 くの字 』になって,
「 目を開けるな,目を開けるな! 」と自分に言い聞かせながら,ずっと目を閉じていました.
すると,その “ 存在 ” は,寝ている私のところに近づいてきました.
そして,布団をゆっくりと捲り・・・
そのまま,寝ている私の右隣に,背を向けながら,スーッと入ってきました.

得体の知れない “ 存在 ” と お互い背中合わせの状況でしたが,不思議と恐怖感はありませんでした.
ただ,自分自身に「 目を開けるな! 動くな!」と必死に言い聞かせ続けていました.

そして・・・

気付くと朝でした.
『 くの字 』になったまま,いつの間にか眠っていたようです.

私の右隣には・・・ もうそこには,その “ 存在 ” の姿はありませんでしたが,
敷き布団に 凹み ができていました. 紛れもなく,何か が寝ていた跡・・・

「 やっぱり 夢じゃない ・・・ でも,一体何だったんだろう・・・ 」と思いましたが,
それから,特に何も起こることもなく,2週間後・・・

その日は,17時頃にマンションに帰着したのですが,エントランスのポストを開けると,一通の 手紙 が入っていました.住所,宛名,差出人・・・ すべて英文体で書かれていて,海外からの手紙であることは,すぐにわかりました.
住所は私の部屋番号で間違いありませんでしたが,宛名を見て,ドキッ としました.

『 To: Bothworth,John,Mary
( ボスワース・ジョン・メアリー様へ )

その瞬間,再び,あの 外国人女性 の姿が頭の中に映し出されました.
「 この名前って・・・ もしかして,前に住んでいた人の・・・?」

何とも言えない気味の悪さを覚え,その日は,一旦,手紙 をポストに戻し,4階まで小走りで階段を駆け上がり,
部屋に帰りました.

そして,その翌日・・・
ポストを確認しましたが,いくら探しても 手紙 は見当たらず,見つかることはありませんでした・・・

「 早く引越ししたほうがいい! 」と言う知人もいましたが,個人的に住環境を気に入ってたこともあり,
大学卒業まで,その部屋に住み続けました.
しかし,その “ 存在 ” は二度と現れることはなく,卒業と同時に東京を離れました.

卒業してから何年もの歳月が過ぎ,現在に至りますが,
私の心の片隅に,いまだに,ずっと引っ掛かっていることが 1つだけ ございます.

それは,あの部屋に棲む “ 存在 ” の正体は、、、 本当は何だったのか ・・・ ? ということです.

なぜなら,私は,その “ 存在 ” が現れた あの時,ずっと目を閉じていて,その “ 存在 ” の姿を
実際に,この目で見ていない
のですから・・・


もし,不思議体験に詳しい方や私のような体験をされた方おられましたら,ブログ上ではありますが,
お話できると幸甚でございます.

ということで,
私の ブログデビュー第11作目 を最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

以上,
Tony.STARKの Tony.STARKによる Tony.STARKのためのブログ でした.






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