2019年10月13日
ミラ・ジョヴォヴィッチがR15+指定映画でズタズタ!アメコミ『ヘルボーイ』で血の女王役に。
(引用:https://www.facebook.com/hellboymovie/)
『ヘルボーイ』は、ほぼ同時公開の『ホテル・ムンバイ』同様、R15+指定の映画です。
『ホテル・ムンバイ』は、実際に起こった事件がモデルなので人質がテロリストに容赦なく惨殺されるシーンは現実と被って、確かにキツイものがあります。
一方、本作『ヘルボーイ』は1500年前の伝説を今によみがえらせるという、あくまでSF仕立ての映画。
なので、R15+指定といっても、どうせバーチャルだとタカをくくっていたらとんでもない!
血を血で洗う凄惨な場面が果てしなく続くので、心臓の弱い方は要注意です。
1500年の眠りから蘇る魔女と対決!
『ヘルボーイ』は、アメコミ(アメリカン・コミック)が原作で、これまで何度か映画化されています。
有名なのは2004年のヘルボーイ。アカデミー賞の受賞監督「ギレルモ・デル・トロ」の作品。
今作は、原作者マイク・ミニョーラの完全監修で製作、また違った面白さがあります。
さて、舞台は今から1500年前のイングランド。
ブラッディ・クィーン(血の女王)と呼ばれる魔女ニムエ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は疫病を蔓延させていました。
しかし、伝説の剣エクスカリバーを携えたキング・アーサーによって、ニムエは切り刻まれ(ホント!)、一旦は世界は救われたかのように見えたのです。
参考:ミラ・ジョヴォヴィッチ(Pinterest画像)
地獄で生まれ、地球で育ったヘルボーイ!
◇疫病神ニムエの復活が近い?
主人公のヘルボーイ(デビッド・ハーバー)は、地獄で生まれ地球で育った悪魔の子供。
Bureau for Paranormal Research and Defense (B.P.R.D.)=超常現象調査防衛局に所属し、地球を守るべく、超常現象を起こす存在と日々戦いを繰り広げていました。
そんな彼が、同業者で行方不明の友人を探している時、彼の死に際で耳にしたのは地球の破滅が差し迫っていると。
それは、後になってわかるのですが、バラバラにされ魔力を封印されたはずの疫病神ニムエの復活でした。
◇死者と精神世界で交流するアリス
ヘルボーイは、B.P.R.D.からの任務を遂行中、ジャイアンツ・モンスターと激闘。
からくも駆除に成功するも、ヘルボーイは瀕死の重傷を負ってしまいます。
そんな彼を助けてくれたのは、精神世界と交流できる特殊能力を持つ女性アリス(サッシャ・レイン)。
アリスと言えば、映画『バイオ・ハザード』シリーズでミラ・ジョヴォヴィッチ演じた戦闘女子アリスを思い出しませんか?
しかし、今作のミラ・ジョヴォヴィッチ=ニムエは、残念ながらズタズタにされていまいます(泣)。
(逆に、こちらのアリスは続編でさらにパワーアップしそうな予感。エンドクレジットで紹介がありますのでお見逃しなく!)
参考:サッシャ・レイン(Pinterest画像)
◇もう1人の協力者ベンの秘密!
ヘルボーイを助けたアリスは、徐々に復活するニムエと戦うヘルボーイの協力者として活躍することに。
ヘルボーイの強靭なパワーもすごいですが、ニムエの魔力は世界のモンスターを自由に操る力を持っています。
アリスは死者と交信して情報を引き出し、ニムエとの決戦に挑みます。
ヘルボーイのもう1人の協力者は、ベン・ダイミョウ少佐(ダニエル・デイ・キム)。
ダイミョウ=大名を連想し、日本人のようですが韓国系です。
顔に切り傷跡のある彼ですが、アリスにその理由を打ち明けた時、彼の正体の驚きます!
蘇ったニムエの最終目的は?
ニムエの復活のきっかけを作るのは、彼女の忠実な家来のモンスター・グルアガッハ。
ニムエの頭部を見つけて生き返らせた後、バラバラになっていた肢体を集める度に、ニムエに体を巨大化してもらって喜ぶのですが、その最後はコミカルで哀れ!
蘇ったニムエは、長らく封じ込められていた魔力を解き放ちヘルボーイの激突。
最後の死闘は見ものです。
実は、ニムエの目的は地球制覇という自らの野心に、同じ悪魔のルーツを持つヘルボーイを取り込むこと。
一時は、ニムエに翻弄され悪魔の正体を暴露してしまうヘルボーイに驚きます。
まとめと感想
登場人物(怪物?)の一部を紹介しましたが、次々と現れる魔物のエグさに度肝を抜かれます。
怪物に容赦なく殺される人間のシーンは、ほぼホラー映画!
ただ、ちょっとトボケタ可愛いキャラの一面を持つヘルボーイ。ほっとしますよ。
スプラッター感が満載 ★★★★★
強いミラ・ジョヴォヴィッチ!★★★☆☆
ヘルボーイに人間味? ★★★★☆
続編はあるか? ★★★★★
ただただエグイだけ! ★☆☆☆☆
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