アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2019年10月07日

インド『ホテル・ムンバイ』襲撃を扱う実話映画(R15+)。次々と人質を殺した一部始終を描く。

ホテルムンバイ2.jpg


映画『ホテル・ムンバイ』は、R15+指定の映画です。

予見なくタイトルだけ見ると、ホテルサービスやリゾート感を想像してしまいますがまったく違います。

2008年にインド西海岸のムンバイ市街一体で実際に起こった、同時多発テロ事件。

ターゲットのひとつが、ホテル・ムンバイ(実在名は、「タジマハール・ホテル」)でした。

襲撃者により、多数の宿泊客と従業員が次から次へと無造作に殺されて行くシーンは、鑑賞者の年齢が15歳以上であってもたまりません。

テロの悲惨さ、家族の悲しみを実感!




今でも世界の各地で起こるテロ事件。映画とはいえ、テロの悲惨さ、引き裂かれる家族の悲しみを知るには十分すぎるものがあります。

当日の宿泊客は約1000人。従業員は、約500人だったと言われます。

約10名のテロリストがホテルを占拠し、多くの犠牲者を出すことに。

ホテル・ムンバイは、インドで有名な五つ星の巨大ホテルでした。

一階玄関ロビーでの銃撃後、普通であれば緊急連絡で警察が大挙して駆けつけて当然と思うのですが、現地警察の動きはよくありません。

各地での同時多発だったこともあり、「手に負えない!」という地元警察のアナウンスに驚かざるを得ません。

引き裂かれる家族が悲しすぎる…


ホテルムンバイ3.png


◇テロが勃発するも、遅い地元警察の動き

もどかしいのは、テロ対策の特殊部隊がはるか離れたデリーしかおらず、駆けつけるのに1日近くを要するということでした。

各部屋にじっと身をひそめる宿泊客。襲撃者の標的は、豪華ホテルで裕福さを謳歌する外国人であれば誰でも良かったのです。

部屋を回り、片っ端から宿泊客を銃殺していくテロリスト…。

そんな中、ホテルに泊まっていたアメリカ人のデヴィッド(アーミー・ハマー)家族がいました。

参考:アーミー・ハマー出演映画『ビリーブ 未来への逆転』



◇ホテル従業員のプロ意識に注目!

突然の出来事に、妻ザーラ(ナザニン・ボニアティ)、生後間もない赤ちゃんとベビーシッターのサリーは、デヴィッドと離ればなれになり逃げ惑います。

そんな中、映画では、厨房で働く従業員のアルジュン(デブ・パテル)と、料理長のオベロイ(アヌパム・カー)にスポットが当たります。

名門ホテルで働くプロを自負する二人。

物おじせず、あくまで顧客の安全確保を最優先に行動を起こすのでした。

参考:ナザニン・ボニアティ(Pinterest画像)

参考:デブ・パテル主演映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』



逃げ出したい従業員の気持ちをひとつにし、助けを求める宿泊客たちを自分たちの仕事場である厨房に集めます。

そこは出入り口が少なく、襲撃者から見えにくい恰好の隠れ場所だったからです。

また、アルジュンは怯える顧客を安心させ、瀕死の重傷を負った人を病院へ運べないかと腐心します。

しかし、レスキュー部隊はいくら待ってもやって来ません。

ついに、シビレをきらした宿泊客の中から、アルジュンやオベロイの制止も聞かず、厨房から抜け出そうとする者も。

その中に、夫や赤ちゃんと離れてしまった妻ザーラ(冒頭の画像)もいました。

◇必死の救出も不幸な顛末へと



テロリストたちの目的は、宿泊客を一堂に集めて殺してしまうこと。

そのため彼らは人質を一か所に集め出し、また兵器も銃から小型爆弾へとやり方を変えてきます。

ひとつの部屋に集められていく宿泊客。

我慢できずに逃げ出したザーラも捕まり、皮肉にもそこで夫デヴィッドと再会することに。

焦る黒幕テロリストが出した最後の指示


その頃、テロリストたちは逐次報道されるニュースをホテル内で聞くことに。

すると、テロ対策の特殊部隊がまもなくホテルに到着するというニュースを知ってしまいます。

テロリスト実行犯に無線で指示を出していた黒幕人物にも焦りが見え始めます。

黒幕からテロリストへ最後の指示。

それは、人質はもういらないからすべて銃殺、あとは建物に火をつけホテルごと破壊してしまえというものでした…。

まとめと感想


映画でスポットの当たる人質は、デヴィッド家族の他にも、映画の冒頭から善良な宿泊客や、顧客を最優先する従業員が前振りとして何人も紹介されます。

映画の中では、いわばみんな主人公。しかし、最後は「+15指定」の意味が痛烈にわかります。

ちょっと見ているのがツラくなるほど、次々と殺されて行きます。

誰が殺され、誰が生き延びたかは映画の中で確かめて下さい。

容赦なく登場人物を殺していくこの映画。しかし、考えればこれがテロの現実かもしれません。

【輸入盤】Hotel Mumbai [ ホテル・ムンバイ ]


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9267509
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
■web雑誌〈洋画のレタス炒め〉ご案内■2021年おススメ映画 厳選20作品!
2020年公開映画 ▼「アマゾンプライム」(月:500円)から「好きな映画」を検索しています。
■ランコム公式ショップ【楽天店】
■ナイキ公式ストア【楽天店】
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
■ワコール公式ショップ【楽天店】
面接質問対策 閲覧数ベスト3作品
  1. 1. 就活の面接質問、「最近見た好きな映画は?」になんと答えますか?
  2. 2. 面接質問で、「好きな映画は?」と尋ねてくる業種や企業の特徴は?
  3. 3. 「好きな映画は?」と聞かれたら。就活の面接質問におススメの映画がある!
続編が近い!おすすめベスト3
  1. 1. ピーターラビット2(続編)でビアが結婚⁈3人姉妹も元気?公開前にチェック!
  2. 2. セミッシラ島アマゾネスのダイアナが、続編でリバースする『ワンダーウーマン1984』も間近!
  3. 3. 「音を立てたら即死!」の『クワイエット・プレイス』。期待のパート2もまもなく!
リリー・ジェームズ おススメ ベスト3!
  1. 1. 元気が出るミュージカル映画、70年代ポップス、ABBAの『マンマ・ミーア!2』は必見!
  2. 2. 音楽映画がブーム。ビートルズを知らない人に贈る『イエスタデイ』は、意外と泣ける!
写真ギャラリー
映画情報サイトへのリンク
7000本の映画解説! ミホシネマ 【スカパー!】基本プランなら50ch見放題でお得!
サイト運営者とコンタクトはこちらへ
サイト運営者紹介
kazemichiさんの画像
kazemichi
洋画の楽しみ方を案内しています。某企業の宣伝部の制作経験を生かし、雑誌感覚でサッと読めるweb制作が目標。姉妹サイト「洋画のレタス炒め」でも大きな画像を使って、映画、女優、俳優を紹介していますので合わせてご覧ください。 また、就活のアドバイスの経験(民間、公的機関)もあります。
プロフィール
<< 2021年04月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
検索
俳優ごとの映画はこちらから
タグクラウド
オークス・フェグリー ケイト・マッキノン 10月誕生日 1969年 8月生まれ 9月誕生日 A Quiet Place ABBA Amazon Battle of the Sexes Beatles Blade Runner 2049 CIA分析官 DCコミックス FBI gifted Gravity Hellboy Hotel Mumbai Momentum Morgan Murder on the Orient Express On the Basis of Sex Pete&amp;amp;#39;s Dragon Peter Rabbit Rev-9 SFアクション SFホラー SFミステリー T-800 The Girl in the Spider&#39;s Web The Iron Lady The Reader The Zookeeper&amp;amp;#39;s Wife Tomb Raider U-NEXT Wind River Wonder Woman X-MEN Z for Zachariah ねじれた家 やさしくなれる映画 アイ・イン・ザ・スカイ アカデミー作品賞 アカデミー脚本賞 アカデミー賞主演女優賞 アガサ・クリスティ アガサ・クリスティー アクアマン アクション・アドベンチャー映画 アクション映画 アトランティス アナ・デ・アルマス アニャ・テイラー=ジョイ アパレル・流通業 アブバクル・バグダディ アマゾネス アマンダ・サイフリッド アメリカ政治史 アリシア・ヴィキャンデル アリス・イヴ アンドレア・ライズブロー アンバサダー アンバー・ハード アン・ハサウェイ アーノルド・シュワルツェネッガー アーミー・ハマー イエスタデイ イギリス湖水地方 イギリス首相 イスラム国 イドリス・エルバ イングランド ウイリアム・デフォー ウインド・リバー ウサーマ・ビン・ラーディン エイミー・アダムス エイリアン エマニュエル・セニエ エマ・ストーン エミリー・ブラント エリザベス・オルセン エリザベス・デビッキ エリザベス一世 エリザベス女王 エルキュール・ポアロ エントリーシート エヴァ・グリーン オデッセイ オリエント急行殺人事件 オルガ・キュリレンコ カール・アーバン ガブリエル・ルナ ガル・ガドット キアヌ・リーヴス キウェテル・イジョフォー キャシー・ベイツ ギリシャ神話 ギリシャ観光 クエンティン・タランティーノ クリスチャン・ベール クリス・エヴァンス クリス・パイン クリス・ヘムズワース クレア・フォイ クローン人間 クワイエット・プレイス グフィネス・パルトロー グレン・ローズ ケイト・ウィンスレット ケイト・ブランシェット ケイト・マーラ ケイリー・スピーニー ケネス・ブラナー コニー・ニールセン コリン・パウエル コリン・ファース サイコキネシス サスペンス サスペンス映画 サッシャ・レイン サラ・コナー サンドラ・ブロック シアーシャ・ローナン シャロン・テート ジェイソン・クラーク ジェイソン・モモア ジェシカ・チャステイン ジェニファー・ローレンス ジェレミー・レナー ジェームズ・マカヴォイ ジャーナリズム ジョセフ・ファインズ ジョニー・デップ ジョン・クラシンスキー ジョージ・W・ブッシュ ジョージ・クルーニー ジリアン・アンダーソン ジーン・グレイ スカイネット スカッとする映画 スコットランド スコペロス島 ステラン・スカルスガルド スペースパニック映画 スポットライト セミッシラ島 ゼロ・グラビティ ゼロ・ダーク・サーティ ソフィー・ターナー タージマハル・ホテル ターミネーター:ニュー・フェイト ダフィット・クロス ダンケルク ダンシング・クイーン チェイニー副大統領 テッサ・トンプソン テネット デイジー・リドリー デビッド・ハーバー デブ・パテル トム・ハーディ トライデント トレンチ ドラゴン・タトゥー ドーナル・グリーソン ナオミ・ワッツ ナザニン・ボニアティ ナタリア・レイエス ネイティブ・アメリカン ネガティブキャンペーン ハリウッド ハリソン・フォード バトル・オブ・ザ・セクシーズ ヒメーシュ・パテル ヒューマノイド ヒューマンドラマ ビアトリクス・ポター ビリー・ボブ・ソーントン ビートルズ ピアース・ブロスナン ピートと秘密の友達 フェリシティ・ジョーンズ ブライス・ダラス・ハワード ブラッド・ピット ブリー・ラーソン ブレードランナー プロトタイプL-9 プロモーション映像 ヘイ・ジュード ヘルボーイ ベルンハルト・シュリンク ペネロペ・クルス ホテル・ムンバイ ボストン・グローブ紙 ボビー・リッグス ボリビア ボンドガール ポーランド侵攻 マイケル・キートン マスコミ志望 マックス・グリーンフィールド マッケナ・グレイス マッケンジー・デイヴィス マット・デイモン マリオン・コティヤール マンマ・ミーア マーガレット・クアリー マーク・ラファロ マーゴット・ロビー ミシェル・ウイリアムズ ミシェル・ファイファー ミステリー ミス・イスラエル ミュージカル ミラジョボビッチ ミリセント・シモンズ ミレニアム メアリー・スチュアート メリル・ストリープ メン・イン・ブラック モニカ・ベルッチ モーガン ユダヤ人強制収容所 ヨハン・ヘルデンベルグ ライアン・ゴスリング ラブストーリー ラムズフェルド国防長官 ララ・クロフト リスベット リリー・ジェームズ リンダ・ハミルトン リーヴ・シュレイバー ルイ・ヴィトン ルイ・ヴィトンCM ルイーザ・メイ・オルコット レア・セドゥ レイチェル・マクアダムス レオナルド・ディカプリオ レプリカズ レプリカント レベッカ・ファーガソン ロバート・C・オブライエン ロバート・レッドフォード ロビン・ライト ロマン・ポランスキー ローズ・バーン ワイオミング州 ヴィゴ・モーテンセン 人工生命体 全米テニス協会 卑弥呼の墓 印象に残る映画 同性愛者 同時多発テロ 告白小説 営業職 大統領選挙 天才子役 天賦の才 女性首相 女王陛下のお気に入り 好きな女優 好きな映画 好きな映画は 好きな映画は? 好きな理由は? 宇宙モノ 小説家 就活 履歴書 履歴書の趣味欄 強制収容所 戦闘女子 推理モノ 推理小説 新型レプリカントネクサス9 日常会話 映画トーク 映画ネタ 映画鑑賞が趣味 朗読者 業界・業種 死の谷間 法廷モノ 泣ける映画 海底王国 海溝の国 父親探し 王室映画 男女差別 社会派映画 神経科学 第一次世界大戦 第二次世界大戦 聖職者スキャンダル 自己紹介 若草物語 蜘蛛の巣を払う女 話題映画 誕生日 販売職 趣味・映画鑑賞 趣味欄 選挙参謀 遺伝子工学 鉄の女 面接質問 音楽映画
■京都木屋町 鴨川畔のお宿〈とみ家〉さんご案内■
とみ家
■京都先斗町〈Bar高木初〉さんご案内■
高木初
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。