東京タラレバ娘 ネタバレ

東京タラレバ娘 9話

早坂（鈴木亮平）と付き合い始めた倫子（吉高由里子）。
気取らない店で好きなものを食べたり、一緒にお笑い番組を観たりと何もかもが楽で
普通の幸せを実感する。

呑んべえでは収まる所に収まったと言う倫子に、香（榮倉奈々）は
「結局、振り出しの男に戻るって映画だったらつまんない展開だけどね」と言われる。
香は涼（平岡祐太）と別れて婚活に励むが、上手くいっていない。
「独身のいい男、絶対にゲットするから」と宣言する香に、店に来ていたKEY（坂口健太郎）が
「独身のいい男なんてそうそういないと思うけど。
いたとしてもあんたらとは付き合ってくれないだろ」

香は「金髪、倫子は独身のいい男ゲットしたからね」
「早坂さんいい人なのに。とりあえずお幸せに」とKEY。

倫子が家に帰ると、タラレバたちに
「たられば言わないレバか？退屈レバ。幸せな人なんて面白くないレバ」と言い捨てて消えてしまう。

小雪の父（金田明夫）がぎっくり腰になり、小雪（大島優子）は丸井（田中圭）を店に呼びだす。
香は風邪で店を休むが、それをブログで知った涼が家にやってくる。
香はドア越しに「こういうの迷惑だから。もう涼ちゃんとは会わないからね」
涼はお見舞いのみかんの缶詰を置いて帰っていく。

日本テレビ系 水曜ドラマ 「東京タラレバ娘」 オリジナル・サウンドトラック

倫子は早坂と大きな土鍋を買う。
倫子が呑んべえに行くと早坂とKEY、涼が飲んでいる。
涼は香にフラれたと言って、今の彼女と別れないなら香を自由にしてやれと怒られたと語る。
早坂は涼に、嘘のない正直な人だと褒める。
涼はいい彼氏だねと倫子に言う。

呑んべえに丸井がやってきて、小雪を家に来ないかと誘う。
小雪は断るが、最初で最後にすると言われて家に行くことに。

早坂の家で倫子と早坂は買ってきた土鍋を見て、普通が一番の幸せだと感じる。
早坂はこの部屋がもうすぐ更新なので、一緒に暮らすための物件を探さないかと提案する。
倫子は大喜びで承諾。

丸井のマンションで小雪は、部屋にある物は奥さんが選んだ物だと思って見ていると
丸井は小雪のメガネを外して「見ないで、僕のことだけ見て」とキスをする。

翌朝、丸井に妻が緊急帝王切開になったという連絡が入り、小雪を残して出て行く。
「雨のせいになんかしなければ、こんなことにならなかったのに」とつぶやくと、タラとレバが登場。
「こんな状況でも、まだタラレバ言ってるなんて。まだこんな恋愛を続けるタラか。
女のプライドはないレバか。不倫女に明るい未来はない」と言われてしまう。

香の家に集合した3人。
「丸井さん、ありえなくない。さすがに引くわ」と言う2人に
小雪は「私も自分に引いてる。大人の女ぶってれば何でも平気って思ってたんだ。
でも、それじゃダメだった。仙人になりたい。煩悩とか嫉妬とか寂しさとか、
そういうのもうやだ、いらない」

KEYは妻の七回忌の法要に行き、義父から「もう十分だよ。七回忌で一区切りだ。
もう曜子のことは忘れてくれていい。
君はまだ若い。君は君の人生を歩いて生きなさい」

倫子は早坂から鍋に誘われて自宅に向かう。
途中で酔いつぶれたKEYと出会い、「お葬式だったの？」と聞くと「七回忌」と答え、
「俺たちの結婚。意味あったのかな。俺のこと好きだったかどうかわかんねえし。
そんな結婚が正しかったのか。夢を叶えたことになるのか。彼女は本当に幸せだったのか」と。

倫子は「そんなことずっと引きずってたんだ。バカじゃないの。
彼女が幸せだったかなんて私にはわからない。あんたに対してどんな気持ちだったかはわかるよ。
だって奥さんと私似てるんでしょ。タラレバ女だったんでしょ。だからわかる。
余命宣告されてもっとああしてたら、こうしてたらって、すごい後悔したと思う。
自分のこと嫌になったと思う。そんな時あんたがいてくれたんだよ。
夢も叶えてくれて、感謝しかないよ。
引きずって後悔して、前に進めないでいるなんて、あんたこそタラレバ男じゃん」

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小雪は丸井に呼び出されて喫茶店に。
丸井は申し訳なかったと謝罪。
「危ない状態だったんだけど、無事生まれてくれて安心した。
一人目の時は実感がなかったけど今回は感動した」と出産の様子を語る。
小雪は「私、目が覚めました。丸井さんのかわいいなって思ってたとことか、
好きだと思ってた気持ちも全部なくなっちゃった。だからもう丸井さんとは会いません。
私と別れて下さい」
嫌だと言う丸井に小雪は「もう決めたから」とその場を後にする。

KEYは妻が元気だった頃、呑んべえによく行っていたことを知り、どんな店か行ってみたくなった。
そこに倫子たち3人がいて、彼女と重なって見えた。
そんな風に愚痴ってる暇なんてない、そんなことばっかりやってたら、
いつか後悔して死んじゃうんだって。
だからタラレバ話で盛り上がっているのを見れば見るほど腹が立って。羨ましかった」
KEYは泣いていた。
早坂からの電話が鳴っている。
倫子はKEYを抱きしめる。