2019年10月26日
小林洋子先生のオカリナレッスン
今日は、カミさんのオカリナのレッスンがあるので、またまたアッシー君です。
通常のレッスンの場所は、佐久市にある小林先生のお宅なのですが、今回は先生のご都合で別の場所になりました。
全く初めての場所だとカミさん1人では行けない・・と言うことでアッシー君なのですが、先週も娘の合唱の仕事のために丸一日アッシー君でした。
アッシー君は私の宿命なのでしょうか?
今日のレッスンの場所は、佐久市臼田にある「レモン」というレストランなのですが、我家から40分ちょっとなので、若干、先生のお宅に伺うよりは近いです。
レストランでどうやってレッスンをするのかな?と、思ったのですが、1〜2階がレストランで、3階がレッスン室になっていました。
入り口を入ると、普通の食堂。
左手側にある急な階段を上がると、さらに二階の食堂。
さらに、奥の急な階段(秘密基地みたい)を上がると、そこがレッスン室になっていました。
外から見ると、全く想像出来ないような作りになっています。
しばらくすると、小林先生がいらっしゃいました。
いつもは穏やかで、冗談を言って笑わせる先生ですが、レッスンが始まるととても厳しいです!!
しかし、それは、心から生徒のことを思っての厳しさであるし、先生の言葉の節々には、音楽に対する情熱や愛を深く感じ取ることが出来ます。そして、厳しさの中にもユーモアがあるので、レッスンが嫌になることはないでしょう。
レッスンはこんな感じです。
いつも、私も同席させて頂くのですが、トランペットにも全く同様に参考になるレッスンの内容です。
(今回のレッスンのポイントです)
1.オカリナは、音を減衰させることが出来ないので、
ビブラートで抑揚をつける
◯ビブラートをかける時には
力が入ってはいけない。
◯ビブラートをかける時には
音程が変わってはいけない
◯基本的に上にビブラートはかけない
(強い表現をつける時に上にかけることもある)
◯ビブラートの振動の幅は、
曲を表現させる場所によって変化させる。
◯ビブラートで音楽を作っていく
2.音の出だしで力を入れてはいけない
(力を入れずに、響かせて吹く)
タンギングはしっかりとするが、音の出だしは綺麗にぴったりと合わせて出す
3.オカリナは早く鋭く吹くのではなく、
音をたわませることで表現する
今回のレッスンはビブラートの付け方についての内容がほとんどでした。
オカリナにとってビブラートが命であるということがよく分かりました。
最後に、ノンビブラートで先生にロングトーンを吹いて頂きましたが、オカリナと言う楽器は、ストレートに吹いただけでは、クレッシェンドもデクレッシェンドも出来ない楽器なのです。
音程をとるのも非常に難しいです。
演奏するにあたって、とても制約の多い楽器であるし、一見とっつきやすい楽器のように思われがちですが、実際に音楽的な演奏をするためには、かなり高度な技術が必要になります。
そして、まだまだ、技術的な部分で開発の余地が残された楽器であり、小林先生のような情熱を持った音楽家の方々によって、常に新たなるチャレンジがなされていく楽器なのだと思います。
レッスンを聴いていると、トランペットの奏法にも共通する部分が多いので、ほとんどのことが参考になります。
今回も、とても密度の濃いレッスン内容でした。
本格的なオカリナの演奏を聴いたことが無い方は、是非とも、本物のオカリナの演奏を聴いてみてください。
オカリナという楽器を見直すと思いますよ。
小林先生は、この11月2日の「杉の木ホール」の演奏会を終えた後、すぐに九州でのコンサートに出掛けるそうです。
スケジュール手帳を見せていただいたのですが、予定がギッチリ詰まっていました。
日本全国、色々な場所でコンサートを行なっていますので、皆さまのお近くで「小林洋子オカリナコンサート」の情報を見かけたら、是非、足を運んでみてください。
帰りがけに、レストラン「レモン」の料理メニューを拝見させて頂いたのですが、どれも美味しそうです。しかもリーズナブル!!次回、この場所でレッスンがある時には昼食はこちらで頂こうと思います。特にステーキ丼が魅力的です。生姜焼き丼もいいかな・・・
さらに、レッスンが終わって外に出ると、甘〜い誘惑が・・・
こ、こ、これは「たい焼き」の旗・・
「たい焼き」と「たこ焼き」を買って帰りました。
只今、食欲の秋真っ盛りですね!!今夜の夕食は「親子丼」だそうです。
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