2019年09月20日
世界に誇れる日本の作曲家
久しぶりに映画「アマデウス」を観ました。
ホントによく出来た映画だと思います。
以前は、モーツァルトの音楽はどれも同じように聴こえて、どちらかというと、イージーリスニングに近い印象だったのですが年齢を重ねるごとに、その良さがわかってくるようになりました。
若い頃はバルトークやストラヴィンスキー、ショスタコヴィッチなどの、特にラッパの活躍する
管弦楽曲をよく聴いていましたが、最近では古典派やバロック時代の弦楽曲やピアノ曲をよく聴いています。
実は、モーツァルトは私の母親が最も敬愛していた作曲家です。
「アマデウス」の中でサリエリが、モーツァルトに対して嫉妬しながらも、音楽そのものを絶賛するシーンがありますが、その気持ちがよく分かります。
サリエリがモーツァルトを毒殺したかどうかは作り話だとは思いますが、嫉妬心を抱いていたのは事実でしょう。
世の中に天才と言われるような作曲家は多く存在しますが、モーツァルトはその中でも群を抜いている作曲家だと思います。
とてもシンプルに聴こえる音楽スタイルですが、シンプルだからこそ万人に愛されるし、シンプルな曲ほど作曲は難しいと思います。
作曲ができる人というのは、一体どこから音楽が湧き上がってくるのか不思議で仕方がありません。
特にシンプルなメロディーであるほど、すでに出尽くされていると思うのですが、今の時代でも新しい曲はいくらでも生まれてきます。
さて、日本にも世界的に誇れる作曲家がいます。
古いところだと山田耕筰、私の大好きな武満徹。
武満徹は、長野県の佐久市御代田町で作曲活動をしていました。
代表曲である「ノヴェンバーステップス」は、御代田町で流れる地元の有線放送が野外に響いているのを聞いて、その雰囲気が作曲のヒントになったそうです。
御代田町は、私の住んでいる場所にとても近い場所ですので、とても親近感を持ってしまいます。
意外なことに、彼の最も尊敬していた作曲家はデュークエリントンだそうです。
その次に好きな作曲家は、何と、ポールマッカートニーだそうです。
彼のアレンジした「ギターのための12の歌」という作品があるのですが、その中にポールが作曲したYesterdayとHey Judeがあります。
ギター好きな私としては、かなりヤバイです。
アレンジというより、武満徹の作品そのものです。
武満徹というと、難解な現代音楽のイメージが強い方も多いと思いますが、シンプルで美しい曲も沢山あります。
惜しくも癌で亡くなられてしまいましたが、世界の宝物が無くなってしまったという無念の気持ちです。
最近ではクラシックではないですが坂本龍一の音楽も素晴らしいですね。
それと、もう一人、長野県出身のこの人!!
実はこの人と、小学校〜中学校の同級生だった人が私の所属している上田アンサンブルオーケストラのメンバーにいます。
当時からピアノ好きな彼は、いつもピアノばかり弾いていたそうですが、それほど目立った生徒ではなかったとのことです。
ちなみに、彼はジャズ界で活躍していたクインシー・ジョーンズを尊敬していて、その名前をとって「くいし・じょー」=「久石譲」としたそうです。
特にパリでのコンサートの名演が素晴らしいですね。
こちらのラピュタのトランペットがフューチャーされた演奏も素晴らしい!!
ブログランキング参加中
ポチッとクリック☟して頂けたら嬉しいですm(__)m
トランペットランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
タグ:武満徹,久石譲,
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9223044
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック