とくとくまる

ひかりＴＶショッピングにて、KENWOOD ハイレゾ音源対応 コンパクトHi-Fiシステム（ゴールド）XK-330-Nが34,800円で販売されていて、そこからポイント10倍還元の3,480PT、「ポイントたま〜る」キャンペーンで6,000PT、クーポン「3qg308」適用（３月24日23:59まで）してさらに5000PT還元されるので、34,800 - 3,480 - 6,000 - 5,000 = 実質20,320円になります。よき時代のケンウッドを思い出すラックカラーモデル（XK-330-B）も同様です。
スピーカーの高さが新書サイズ（103 x 182mm）しかなく、それでいてハイレゾサウンドを奏でる２ウェイスピーカーとチューナーとCDプレイヤーを内蔵させたデジタルアンプ部分から構成される１セットのミニコンポで、CDプレイヤーは音楽CDのみならず、CD-R/RWに焼いたMP3やWMAファイルも再生可能、さらにUSBメモリに保存したハイレゾ音源（WAV/FLAC（96kHz/24bit)ファイルにも対応、Bluetooth v2.1+EDR（A2DP、AVRCP/SBC）に対応していて、スマートフォンやタブレットなどをワンタッチで接続できるNFCも搭載と、オーディオコンポを最近のデジタル音源に対応させたモデルです。どちらかといえば、力点はオーディオによっているのはケンウッドならではといった感じです。アンプの実用最大出力は6Ω時で10W+10W、スピーカーは再生帯域が60Hz - 40kHzの80mmコーン型ウーファーと19mmドーム型ツィーターからなる２ウェイバスレフ型です。スピーカーのサイズを考えればアンプの出力は十分と言えます。個人的に気になったのは、スピーカーの方です。キャビネットはパーチクルボードとMDF補強材で組まれていて、安っぽさがなく、強度的にも強く組まれています。密閉型とバスレフ型のいいところ取りしたダンプドバスレフ型で、低音の豊かさと自然な歪の少ない音楽再生を実現しています。このサイズでここまで鳴るのは驚きです。
本機のハイレゾ音源対応というのは、いわゆる付け合わせの売り文句ではなくて、ハイレゾ専用機というべきほど、ハイレゾ音源と普通のCD音源を聞き比べた場合、解像感の違いがはっきり明らかに出ます。価格を抑えるため、本機はCDプレーヤーのみですが、もしSACDまで対応していたらと惜しい気がします。BluetoothとNFCに対応しているので、タブレット端末や、PCスピーカーとしての利用を考える人も多いかと思いますが、無線接続での高音質再生は安定しない場合が多く、音が途切れてしまいます。その場合は、音質を下げてデータの転送量を減らすということになります。ハイレゾ対応のレコーダーで生演奏を録音して、そのファイルをUSBに保存して本機で楽しむという使い方なら、その圧巻の解像感を体験できますので、ハイレゾ音源ファイルをお持ちの方にはオススメです。