2016年06月09日
パイオニア ハイグレード BDプレーヤー BDP-LX88 が送料無料の189,800円!
NTT-Xにて、箱破損のアウトレット扱いながら、パイオニア ハイグレード BDプレーヤー BDP-LX88 が189,800円で販売されています。定価は300,240円の商品ですが、価格コムの平均的価格では197,500円前後です。低価格のBDプレーヤーなら一万円でも購入できるのですが、本機はその価格帯の回路とは別次元の高級仕様になっています。画質に関しては、メイン基板に6層IVHを採用してデジタルノイズの徹底して低減を狙っていて、デジタル信号配線の最適化とGNDインピーダンスの最小化が実現され、映像や音声の信号処理におけるS/Nが向上に成功しています。画質に直接影響する部分ですので、比較視聴してみれば一目瞭然です。音質に関しては、ESS社製ES9018S、SABRE32 Reference DACを搭載して、各チャンネル4回路の並列処理を行い、高精度なD/A変換にて音のクオリティを引き出す設計です。低価格モデルでも同様のチップを使用することはあるのですが、それを取り巻くアナログ回路が安価な仕様になっていることが大半なので、音質的には別世界のものになります。さらに、高級モデルならではの大容量電源トランスと、それにより発生する不要な電磁波を閉じ込める構造は音響メーカーの腕の見せ所です。本機では、銅メッキの上に制振塗装を付加したシールドケースでその電磁波封じ込め、ノイズや振動から隔離、特殊形状プレスで定在波も抑制し、ダイナミクスと静寂性を両立を試みています。これらは贅沢な設計なのですが、あるのとないのでは、低音から高音まで安定感に違いが出ます。画質を10万円未満のプレーヤーと比べても、シャープさと透明度、奥行き感ははっきりとわかるほど本機の方が優れています。温度感は好みですが、調整無しで自然な画像を出してくれるのは本機で、生々しい映像は特に優位だと感じます。音質の方は、S/Nにこだわっているだけあって、静寂を表現するディスクでは、たとえば無音からの音の入り方が抜群で、定位が揃っていることもあって、クラシックの高品質録音ディスクでは司会者の息づかいが伝わってきます。低音も、特に重低音も重いだけではなくて、速さもあり機関車がぶつかってくるような迫力感があります。単純に、本機をCDプレーヤーとしてみた場合も、ダイレクトモードでの音質は、高解像度で中低音に厚みがあって、高低域もフラットでぶれないのは、高級機ならではだと思います。DivXやFLACをはじめ、対応フォーマットも充実していることを含め、ユニバーサルプレーヤーとしては本機を所有しておけば大丈夫という一品で、スマートフォンのYouTube動画をテレビ画面で楽しめる「YouTube Send to TV」機能や、PCなどの機器に保存されているコンテンツを再生できるDLNA 1.5など、使い勝手の部分も抜かりありません。特にリモコンはパイオニアらしく、バックライト自照式リモコンでプッシュ感もいい感じです。本機はデジタル出力するより、本機の味のある重厚なアナログ回路をたっぷり使って楽しみたいという製品です。今までのユニバーサルプレイヤーの品質に不満だった方は検討してもいいんじゃないでしょうか。
タグ:NTT-X
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5144766
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック