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2015年09月05日
心臓や血液に作用する薬 (2)高コレステロール改善薬
【大阪26−038】
a.高密度リポタンパク質(HDL)は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質である。
b.高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩そう身効果を目的とする医薬品ではない。
c.大豆油不鹸けん化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
a.高密度リポタンパク質(HDL)は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質である。
b.高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩そう身効果を目的とする医薬品ではない。
c.大豆油不鹸けん化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
【解説】
a × これはLDLの記述。HDLは抹消から肝臓へコレステロールを運ぶ。
b ○ やせ薬ではない。
c ○
【四国26−038】
a 大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
b リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
c パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用がある。
d リボフラビンは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用を有するが、摂取によって尿が黄色くなった場合は、ただちに使用を中止する必要がある。
a 大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
b リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
c パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用がある。
d リボフラビンは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用を有するが、摂取によって尿が黄色くなった場合は、ただちに使用を中止する必要がある。
【解説】
a ○
b ○
c ○
d × 血行促進についてはビタミンEの記述。尿着色では中止しなくて良い。
【九州・沖縄24−077】
ア 低密度リポ蛋白質(LDL)は、末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運ぶリポ蛋白質である。
イ コレステロールは、水に溶けやすい物質で、その産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。
ウ ビタミンE(酢酸トコフェロール)は、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑える。
エ 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、末梢組織におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
ア 低密度リポ蛋白質(LDL)は、末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運ぶリポ蛋白質である。
イ コレステロールは、水に溶けやすい物質で、その産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。
ウ ビタミンE(酢酸トコフェロール)は、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑える。
エ 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、末梢組織におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
【解説】
ア × これはHDLの記載。LDLは肝臓から抹消へコレステロールを運ぶ。
イ × 主に肝臓で産生。
ウ ○
エ ○
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