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2011年06月04日

本『逝年 (集英社文庫)』

「娼年」の続編。


この本は、読者に読む前から死に向かう前兆を与える。
タイトルも「逝年」、季節の移り変わりの描写もそうである。
だから、よく前から読者である僕たちも「死」というものを覚悟しながらページをめくらなければならない。

石田衣良の代表作である「娼年」の続編であるが、主人公リョウの若者の危うさと成長を描く前作と違い、愛するものと永遠の別れを描く作品だ。

この死を巡る物語の中に散りばめられた「性」と「生」が逆に輝いて見える小説だ。

.

逝年 (集英社文庫)




105円書籍
 
posted by のちコム at 21:29| Comment(0) |
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