2012年04月15日
【本】『株価暴落 (文春文庫) 』
株価暴落 (文春文庫)
著者: 池井戸潤
本 / 文藝春秋 / 302ページ / 2007年03月発売
これぞ金融エンターテイメントの王道
『下町ロケット』での直木賞受賞の池井戸氏の作品。池井戸氏が得意とする銀行エンターテイメントだ。
銀行内の奇妙でドロドロした世界で1人の熱いバンカーが奮闘する。巨大スーパーに関わる融資取引や次々に起こる爆弾テロ。
銀行内部の経済小説の枠を超え、推理小説としてのサスペンス性もプラスされているのが特徴だ。
バンカーの目線、少年の目線、警察官の目線。
それそれの立場から描写されるスピード感ある小説に仕上がっている。
タイトルが読者の手に取られにくい株価暴落という残念なものだが、中身は超一級の作品だ。
◇筆者の直木賞受賞作品です。
著者: 池井戸潤
本 / 文藝春秋 / 302ページ / 2007年03月発売
これぞ金融エンターテイメントの王道
『下町ロケット』での直木賞受賞の池井戸氏の作品。池井戸氏が得意とする銀行エンターテイメントだ。
銀行内の奇妙でドロドロした世界で1人の熱いバンカーが奮闘する。巨大スーパーに関わる融資取引や次々に起こる爆弾テロ。
銀行内部の経済小説の枠を超え、推理小説としてのサスペンス性もプラスされているのが特徴だ。
バンカーの目線、少年の目線、警察官の目線。
それそれの立場から描写されるスピード感ある小説に仕上がっている。
タイトルが読者の手に取られにくい株価暴落という残念なものだが、中身は超一級の作品だ。
◇筆者の直木賞受賞作品です。
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