京都市北区の市営地下鉄烏丸線北大路駅のホームで3日午後5時半ごろ、視覚障害者の男性(70)=同市右京区=が約1.3メートル下の線路に転落し、電車の到着が1分後に迫る中、ホームにいた乗客らが間一髪で救出したことが京都府警への取材で分かった。
北署によると、転落に気付いた男子大学生がすぐに線路に飛び降りて男性を持ち上げ、ホームにいた数人が引き上げた。防犯カメラなどから、約30秒で救出したとみられる。男性は転落した際に左腕や背中に軽いけがを負ったが、命に別条はなかった。
ホームには転落防止の柵は設置されておらず、当時は帰宅ラッシュで混雑していた。男性はぼんやり見える程度の視力で、「方向感覚が分からなくなった」と話しているという。
2017.8.4 産経ニュース
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