利用者さんがガードレールに寄りかかっている。
私「ここで休んでいるんですか?」
利用者さん「少し休めば大丈夫。」
私は少し休んで大丈夫という言葉にひっかかる。次の利用者さんの時間も迫っていたが、もしも歩けないとしたら?と考える。
私「歩けないですが?」
利用者さん「歩けるよ。ちょっとしたら」
私は歩けないと確信した。
事務所からこの場が近いこともあり、事務所に電話して車椅子を持って来てもらいお宅までお連れした。
次の利用者さんの所には遅れたが、事情を説明したらその利用者さんも分かってくれた。
今でも車椅子で、自宅に連れて行ってくれたことを感謝してくれている。
人の大丈夫くらいあてにならないことはないと思う。
その人の困り事を見過ごさないようにするには関係性が大事なんだと思う。
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